青柳陽一郎の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○青柳委員 ストックホルム合意にこだわっていれば、私は解決はしないと思いますよ。この対話のチャンネルがまだ生きていると考えるのは、とても私には有効な手だてとは思えませんし、家族の皆さんも同じ思いなんじゃないでしょうか。残念ながら、何といいますか、ストックホルム合意の失敗を認めたくないような、そういうふうな答弁にも聞こえてしまいます。残念です。
八月二十九日、中日新聞、東工大中島教授、この中日新聞の「論壇時評」というのがありました。これが掲載されました。
どういう内容か。その中で、北大教授で政治学者の吉田徹教授の論文を取り上げた記事が掲載されていました。吉田徹教授の論文は「時間かせぎの政治」というものでした。時間稼ぎの政治、その政治手法は期待値の操作であり、これは、みずから実現を掲げるものが失敗する限りにおいてみずからは必要とされる、その事例がアベノミクス、アベノミクスが成功しないのはアベノミクスが不足しているからだと言い続けると、恩恵を受けていないほど、いつか自分にも恩恵が及ぶと思ってしまう、この逆の期待値が安倍政権の支持だと論じております。つまり、政策が実現しないことによって維持される政権、これは時間稼ぎの政権だというふうに断じております。
私は、アベノミクスだけじゃなくて、この拉致問題、言いたくありませんけれども、このストックホルム合意にこだわっているようでは、時間稼ぎの政治、期待値の操作になってしまうんじゃないかという懸念があることを指摘しておきたいと思います。
我々、この拉致問題に与野党はないと思っております。一日も早い解決を本当に心からお願いしたいと思います。
加藤大臣に伺います。
今回の加藤大臣の所信表明において、オール・ジャパンでの取り組みという言葉がなくなっていました。これは何か意味があるんでしょうか。引き続きオール・ジャパンで取り組んでいくという方針に変わりないんでしょうか。