安倍晋三の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議への所信を申し述べます。
 北朝鮮の核実験は、我が国の安全保障に対する重大かつ現実的な脅威であり、地域及び国際社会の平和と安全を損なうものです。関連する安保理決議や日朝平壌宣言、六者会合共同声明に明白に違反し、国際的な不拡散体制への重大な挑戦です。
 唯一の戦争被爆国である我が国として、このような暴挙は断じて容認できません。北朝鮮に対し、断固として抗議します。
 北朝鮮は、核弾頭の爆発実験を実施したと発表しており、潜水艦からの弾道ミサイル発射や、三発の弾道ミサイルを同時に発射し、三発とも我が国の排他的経済水域内に着弾させるなど、ことしに入って二十一発の弾道ミサイルを発射していることと相まって、今回の核実験は新たな段階の脅威であります。これに対する対応も、全く異なるものでなければなりません。
 北朝鮮に対して、このまま核やミサイルの開発を続けていけば、ますます国際社会から孤立し、その将来を切り開くことができないということを理解させなければなりません。北朝鮮への人、物資、資金の流れを厳しく規制する安保理決議、そして我が国独自の措置により、断固たる対応をとっていく決意です。
 我が国は、非常任理事国として、新たな安保理決議の採択に向けた取り組みを主導してまいります。国連総会では、米国のオバマ大統領、英国のメイ首相、中国の李克強首相と緊密に連携していくことを確認しました。
 引き続き、米国、韓国、中国、ロシア等と緊密に連携しながら、北朝鮮に対し、全ての核の放棄、安保理決議等の遵守、NPT及びIAEAの保障措置への復帰を強く求め、朝鮮半島の非核化を目指してまいります。
 我が国独自の措置についても、拡充強化に向けて検討を進め、毅然かつ断固として対応してまいります。
 加えて、北朝鮮情勢に関する情報収集、分析を徹底するとともに、国民に適時適切な情報提供を行い、我が国の平和と安全の確保、国民の安全、安心の確保に万全を期してまいります。
 拉致問題は安倍政権の最重要課題であり、一日も早い全ての拉致被害者の帰国に向け、全力を尽くしてまいります。北朝鮮とは、対話のための対話では意味がありません。北朝鮮が真剣に対話に応じるよう、厳しい圧力をかけていく必要があります。対話と圧力、行動対行動の原則のもと臨んでいく決意です。
 ただいまの御決議の趣旨を体し、核、ミサイル、そして、引き続き最重要課題である拉致問題に関し、北朝鮮が問題の解決に向け具体的行動をとるよう強く求めてまいります。(拍手)
     ————◇—————
 国務大臣の演説

発言情報

speech_id: 119205254X00120160926_026

発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2016-09-26

院: 衆議院

会議名: 本会議