稲田朋美の発言 (予算委員会)
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○稲田国務大臣 個々のことに対して言ったのではなくて、自衛隊のリスクに対して申し上げれば、自衛隊員の任務はこれまでも常にリスクを伴うものです。我が国有事における任務は文字どおり命がけのものであり、隊員にとって極限に近いリスクがあります。平素における災害派遣も、警察や消防だけでは手に負えなくなって自衛隊が出動するわけであり、危険をはらむものです。
我々は、自衛隊員が負うリスクについては、従来から一貫して深刻に受けとめており、あらゆる手段でそのリスクの低減を図っているところでございます。
駆けつけ警護を含め、平和安全法制の整備により新たに付与された任務にもこれまで同様リスクはあります。我々は、リスクを否定したことはありません。しかし、任務がふえるからといってその分だけリスクもふえるというわけではなく、自衛隊員が実際に負うリスクは、一足す一足す一イコール三といった足し算で考えるような単純な性格のものではありません。
いずれにせよ、駆けつけ警護についても、十分な教育訓練を行った上で、現地の状況に応じた正確なリスク分析のもと、きめ細やかな準備と安全確保対策を講じ、あらゆる面でリスク低減をする取り組みを行います。
十一日の参議院予算委員会の答弁についてお伺いだと思いますけれども、部隊が対応できる範囲で行うという駆けつけ警護の性質と、リスク低減の取り組みをしっかり行うということを強調する趣旨で述べたものでございます。
もちろん、それでも自衛隊員のリスクは残ります。しかし、それは、国民の命と平和な暮らしを守り、国際社会の平和と安全のため、自衛隊に負ってもらっているリスクであると考えております。