山本有二の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○国務大臣(山本有二君) 米は重要五品目の中の最大の懸案でございました。その米につきましては、枠外税率一キロ当たり三百四十一円の関税、これを維持することができました。この一キロ三百四十一円は六十キロに直しますと二万円でございますので、これで枠外で輸入されるということはほとんどあり得ない話となったわけでございます。
そして、WTOの七十七万トンは既にありますけれども、さて、それ以外で米が海外から輸入される枠はあるのかと問われますと、発効当初から三年間は五・六万トンございます。それが十三年目以降七・八万トンになると、こういうことでございます。この七・八万トンの懸念でございます。七・八万トン入ると大変だということでございますが、この枠は全てSBSでございます。SBSというのはこれは入札でございまして、この入札に応ずる者がなければ、あるいは契約が成立しなければ言わば入ってこない可能性もあるわけでございます。
特に、このミニマムアクセス米というのは、SBSで入ってこない場合でもそれは輸入義務がありますから、またそれは七十七万トン、満額入れなければならないわけでございますが、この七・八万トンというのは、契約がなければこれは入れなくてもいいという、そういう交渉結果となっております。
その意味におきましては、十三年後でございますし、必ずしも入れなくていいというこれはTPP枠でございます。そんな意味におきまして、我々は、もし入りましても、これは国内市場から遮断しよう、備蓄米として買い上げる対策をしていきまして、その上において国内市場では価格が下がるという懸念を払拭するというようにしているわけでございます。
その意味におきましては、米に対しては私は万全の体制が取れたという評価をしておるところでございます。