山田修路の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○山田修路君 ありがとうございました。
七万八千トン余りの輸入枠が設定されるけれども、それに見合った量を国内から備蓄として買い上げるというようなこともやっているということだと思います。
また、いろんな品目がありますけれども、外国の農産品と差別化が可能なものもあるということだと思います。例えばリンゴでございますけれども、リンゴ、今、例えば東京の大田市場ではキログラム当たり三百円ぐらいという、年によって違いますけれども、そんな価格になっております。一方で、外国から輸入されるリンゴ、これは例えば横浜の埠頭に着いたとき、これはキログラム当たり大体二百円ぐらいということでございます。これに関税が今一七%付いて二百三十円ぐらいになって荷揚げされるような状況です。
この外国産のリンゴ、それから国産のリンゴが例えば金沢のスーパーに出回るとした場合に、流通経費もあって、国産のものは例えばキログラム当たり五百円ぐらい、そして外国産のものが出回るとすれば、二百円のコストが掛かって四百三十円と、こんな価格でスーパーに並んでいる状況であります。
そして、しかし現実には、国内のスーパーマーケットで外国産のリンゴを見ることはほとんどありません。ほとんどそういった価格差において、やはり高くても日本のリンゴを日本の消費者の方は選んでいただいている、これが今の例えば差別化ができる商品の現状であります。
そして、例えば金沢のスーパーマーケットで今まで四百三十円で売られるかもしれなかったリンゴが四百円になったと。そのときに、消費者は三十円下がったから、じゃ国産のものから外国産のものに移るだろうかということでございます。そのことはまずほとんど生じないんだろうというふうに私は思っております。
しかしながら、一部競合するリンゴについては価格が下がっていくかもしれない、そのことを評価をして、農林水産省では三億円から六億円の生産額の減少の可能性があるというような試算をしております。リンゴの国内の生産額は約二千百億円ということでございますので、この価格の低下、可能性のあるものは〇・二%とか〇・三%という、そういったレベルの問題でございます。しかし、リンゴ農家にとってはそれも心配であろうかというふうに思います。国内で、しっかり国内対策を講じていく必要があるのもまた事実かと思います。
どのような国内対策を講じていくつもりなのか、農水大臣にお伺いしたいと思います。