石原伸晃の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)

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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま山田委員が御指摘されました漠たる不安でございます、食品に関する。これは確かに存在するということは私も様々な場でお話を聞かせていただいております。
 しかし、総理がいつも御答弁させていただいておるんでございますが、国産品であれ輸入品であれ、安全性が確保されていないものは流通を許してはいけない、これがやはり私は基本だと思っております。食品行政上の大原則と言ってもいいんだと思いますし、この考え方は何ら、一ミリたりとも変更はいたしません。
 そして、じゃ、今委員が御懸念でお示しをされましたように、TPP協定の中にそういうことができるようなところがあるのかと申せば、TPP協定には我が国の食品の安全を脅かすようなルールは一切ございません。こんなふうに認識をさせていただいております。
 もう少し詳細をお話をさせていただきますと、いわゆるTPP協定のSPS章、第七章でございますけれども、WTOのSPS協定と同様に、各国に科学的根拠に基づく適切な措置をとることを認める、すなわち科学的に影響のあるものは駄目よと我が国で決めれば、それは認めると明確に書かれておりますし、我が国の食品安全に関する制度に何ら変更を強いるものでは、その結果なっておりません。我が国が必要と考える食品の安全に関する制度の変更をする場合には新たな制約が加わるということは、この七章をお読みいただきますと一切ないということが確認できると思っております。
 そしてもう一つ、委員御指摘になりましたいわゆる表示の方でございます、こういうものを使っている使っていないといったような。ここもやはり御懸念があると承知をしております。
 これはTPP協定の貿易の技術的障害、いわゆるTBT章、第八章に書かれておりますけれども、これは、過去に私どもが結びましたWTO・TBT協定と同様に、表示ルールなどを定める際の手続や透明性の確保等について定めるものでございまして、我が国の食品表示制度に何ら変更を及ぼすものではない。ですから、圧力が掛かってこの表示を変えるということは一切ないと明記されているところでございます。我が国が必要と考える食品表示制度の変更をする場合に、やっちゃいけないよとかというような新たな制約が加わるものではないというふうに理解をしていると御理解いただければと存じます。

発言情報

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発言者: 石原伸晃

speaker_id: 23845

日付: 2016-11-14

院: 参議院

会議名: 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会