岸田文雄の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○国務大臣(岸田文雄君) 女性の能力開発あるいは女性への支援、委員御自身、外務省の女性参画推進室の初代室長をお務めになられたという経験から大変お詳しいと承知しておりますが、これ、TPP協定の第二十三・四条におきましても、女性の経済への参画あるいは能力向上を目的とする協力、こうしたものが規定されています。世界の経済の成長を考えますときに、女性の活躍、そしてエンパワーメント、ますます不可欠になっているという認識の下に、TPP協定のような二十一世紀型の経済ルールを作る上においても女性の果たす大きな役割に焦点を当てて包摂的な経済成長を達成すべきである、こうした考えが根底にあるものであると考えています。
そして、委員の方からも御紹介がありました、委員御自身も関わられました国際女性会議WAW!、これ、二〇一四年から我が国が開催しているわけですが、こうした取組においても先頭に立っております。G7議長国としても、伊勢志摩サミットで、女性を優先アジェンダに掲げるとともに、女性の主流化を分野横断的に後押しするためのメッセージを発出したわけですし、女性に関する国際機関でありますUNウイメンにおきましても、二〇一三年、拠出額二百万ドルでありましたが、二〇一五年には二千万ドルを超えて、加盟国五番目のドナーとなっております。
TPPとこのWAW!の参加について関連付けたらどうかというお話もございましたが、TPPをまず発足させて、これをしっかりと盛り上げていくことが戦略的に地域の関係を深めていき、WAW!の参加にも資するというふうに思いますし、WAW!の参加を盛り上げることがTPPに対する理解にもつながる、こういった関係にもあるのではないか、こんなふうにも思います。
いずれにしましても、是非、この女性の活躍と参画を一層推進するべく、TPP協定においても他の締約国と緊密に連携していきたいと思いますし、それ以外の取組においても、女性の能力向上、ネットワークの拡大、是非我が国としまして主導的な役割を果たしていきたいと考えます。