醍醐聰の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○参考人(醍醐聰君) 私のプレゼンテーション用の資料の五枚目にも書いたことですが、医療をめぐるTPPと日米協議のリンケージというところ、今の御質問に対する私のお答えになるんです。
おっしゃるとおり、別にTPPが発効しなくても、アメリカは二国間のこれまでやってきたような同じルートで様々な要求を提出してくるということはこれはもう間違いないと思います。ただ、このTPPの中にこういう附属文書とかサイドレターも含めてあって、お互い同士が確認し合ったというふうに、一札を取られているという言い方をするのはちょっと言葉としてはどうかと思いますけれども、約束をさせられていることは事実ですから、その意味では、アメリカが二国間の交渉に臨むに当たっても、このTPPにある附属文書、サイドレターがアメリカにとってはやはり非常に交渉力を付ける追い風になることは、これはもう間違いないことだと思います。
なお、ちょっと先ほど触れられましたけど、今朝の新聞で、安倍首相が日米FTAの協議について、やるかやらないかは明言しなかった、否定的だという報道がされました。これも、私は安倍首相のお気持ち、意向はそれはどうか知りませんが、文書からしたら、もう高鳥さんとフロマンさん、サイドレターでやっておりますし、協議という事項でも書き込まれていることに合意するということになるんです。逆に言うと、国会で承認するということは、安倍首相がFTAやるのは否定的だともしお考えだったら、こんな約束をしているTPPを承認することは逆向きなんですねということを私は申し上げておきたいと思います。