中村幹雄の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○参考人(中村幹雄君) 国の安全をどう考えるかですね。健康という観点だけじゃなくて、先ほどビタミンCの例を申し上げましたけれども、昔、森鴎外が日露戦争の反省として、ビタミンのたしかB1だったと思いますが、あれがなくてかなりの方が亡くなったと、だから鉄砲の弾でやられたよりも健康じゃなくて亡くなった人が多かったという話をしているわけですね。やっぱりビタミンCとかビタミン類は、国として最低限、我が国の国民を守るために必要最小量はやっぱり作っていくということが私は方針としてあるべきじゃないかと、こう思っています。
そして、じゃ、農業を守っていくための、先ほども検査の話が出ましたが、私、中国の水稲研究所に見学に行って向こうとディスカッションしたことがあるんですが、例えば十品目向こうで遺伝子組換えの米ができたとしたら、多分日本で今検査できるのは六品目か七品目なんですね。例えば、米粉を使った加工食品、中国から来たら、日本で検査できないものが三割、場合によっては四割あるわけですよ。そうしたら、向こうから安い米粉食品、先ほどのギョーザの皮とかそういうものがあるでしょうけれども、そういう事態なんですね。
やっぱり公平な貿易を支えていくためには検査体制もしっかりしていくというのが最低限必要ではないかと。だから、それはTPPをやろうがやらまいが必要なことなので、やっていっていただく必要があるんじゃないかなと、こう思っています。