根本勝則の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会公聴会)

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○公述人(根本勝則君) 御質問ありがとうございます。
 まず、一点目でございます。三十章に及ぶ部分のどこかという御指摘、御質問でございましたけれども、でき得れば全部入れていただきたいというのは本音ではございますが、このICTの時代にあって、先ほど先生から御指摘がございましたデータ系のお話につきましては、特に関心を持っているところでございます。
 データローカライゼーション義務については是非避けていただきたいと思っておりますし、データの越境移動がなされないようでは今日ビジネスそのものが成立をいたしません。さらには、組み込まれるICT機器に対するセキュリティー要求でございますとか当局へのソースコードの開示等々、様々な懸念がございます。
 現在は物品の移動その他を、サービスの移動ももちろんでございますけれども、そういうものを行う際にこのデータというものが死活的に重要になってございますので、この部分には特に御留意をいただきたいというふうに思っております。もちろん、参加する諸国が相当程度に発展段階の異なる国々が入る形になりますので、全てが同じようにいくというわけにはまいらないことは重々承知はしておりますけれども、でき得る限り高いスタンダードの協定にしていくということが私どもの望みでございます。
 二点目でございます。日米FTAへの問いを頂戴をいたしました。
 私ども、TPPへの参加を求める考え方に傾く以前、日米FTAということを考えたこともございます。それは事実でございますが、繰り返し何度も申し上げておりますとおり、今日この時点において、日米FTAにかじを切るという段階ではないというふうに考えてございます。TPPをまだ追求すべき段階であるというふうに考えます。先生御指摘のとおり、二国間協定では累積原産地といったようなものはなかなか難しい面がございます。こういうものを獲得する上でも、是非マルチプルの形で協定を仕上げていっていただきたいというふうに考えるところでございます。
 以上でございます。
   〔委員長退席、理事福岡資麿君着席〕

発言情報

speech_id: 119214012X00120161125_042

発言者: 根本勝則

speaker_id: 34099

日付: 2016-11-25

院: 参議院

会議名: 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会公聴会