根本勝則の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会公聴会)

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○公述人(根本勝則君) 御質問ありがとうございます。
 この段階においてなぜ必要かというところにつきまして、考え方を述べさせていただきたいと存じます。
 冒頭の発言の中でも申し上げましたとおり、TPPそのものは検討過程におきまして非常に高いレベルのスタンダードを追い求めてきたと、それ自身がそれ以外のEPA協定の交渉あるいはサービス交渉等に良い影響を与えてきたということがございます。まだ交渉途中でございます。これに対して、現時点で諦めたというようなメッセージを発出いたしますと、ほかの協定の交渉にも影響が出てくるということがまず一つ挙げられようかと思います。
 加えまして、更に重要なことは、トランプ次期大統領が就任初日にどういう言葉でどういう形の発言をされるのかということを私どもは現時点において承知をしておりません。TPPが完全に死んだ形になっているのかどうか、これは現時点では分からないということを申し上げた方がよろしいかと思っております。
 ガラス細工のようなという表現が時になされた形もございますけれども、非常に高いレベルの協定が十二か国の英知によって一応協定案としてまとまっておりますので、米国がどのような形になるか、最終的に見極めが付くまでは各国は当然批准に向けた努力をなすべきであろうと。そうでなければ米国の翻意を促すこともできないであろうというふうに考えております。これまでの努力を無にするようなことは私どもはすべきではないというふうに考えますし、これまでの努力を形あるものに仕上げていくことこそ今なすべきことであろうというふうに思っています。
 世界の今後のEPAのスタンダードにもなり得るようなTPPでございます。是非、国会の先生方におかれましても御理解を賜り、批准への努力をお願いできればというふうに考えるところでございます。

発言情報

speech_id: 119214012X00120161125_060

発言者: 根本勝則

speaker_id: 34099

日付: 2016-11-25

院: 参議院

会議名: 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会公聴会