井原巧の発言 (経済産業委員会)

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○大臣政務官(井原巧君) 岩井先生のこの暗黙知の形式知化をすることについての見解についてお答えを申し上げます。
 岩井先生御指摘いただきましたように、また、今御紹介いただきましたように、生産性の向上のために暗黙知の形式知化、このためのロボットの活用は重要と認識をいたしております。そのため、経済産業省では、熟練作業の代替、支援を含めて、ロボットがいまだ活用されていない現場への導入を支援するため、これまでロボットを使ったことがない事業者を中心に生産性向上効果を検証しているところでございます。
 物づくり分野におきましては、例えば金型鋳造において、溶けた鉄を流し込む工程や製品を取り出す工程は五十度C以上にもなる過酷な環境下での熟練の技が必要でございます。そのため、ベテラン人材の繊細で複雑な動きを3Dデータとして数値化し、ロボットで再現する、そういう取組を支援しているところでございます。これにより、暗黙知が見える化されるとともに、ベテラン人材も過酷労働から解放され、若手作業者への技能伝承に注力することが可能になると存じます。
 サービス産業におきましても、熟練者の経験や勘に頼るのではなく、必要なスキルやノウハウを体系化した上で人材育成を進める必要がございます。そこで、サービスの提供の際に特に必要とされる顧客へのおもてなし等、対人サービスのスキルを中心に標準化をし普及させていくことでサービスの提供を担う人材の技能とサービスの質の向上を図っていくことができるというふうに考えておりまして、前向きに取り組んでまいりたいと存じます。

発言情報

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発言者: 井原巧

speaker_id: 22249

日付: 2016-10-20

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会