世耕弘成の発言 (経済産業委員会)

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○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、人工知能に関係している役所というのは、経産省だけではなくて、文部科学省、総務省、こういったところが関係をしております。そして、それぞれまた研究機関も独自に持っておりまして、経済産業省は産総研の人工知能研究センター、文科省は理研の革新知能統合研究センター、そして総務省は情報通信研究機構がそれぞれ人工知能の研究を行っているという形であります。
 まだ人工知能というのもなかなか固まった概念はありませんから、いろんな切り口でチャレンジをするというのは私はまだ悪いことではないというふうに思います。ただ、それが本当に戦略性もなくばらばらになったり重複したりと、そういうことがないように、今年の四月に総務省、文科省、経産省の三省が連携をして、人工知能技術戦略会議を設置をいたしました。この戦略会議でお互いの取組の方向性とかそういったことをしっかり調整をしながら進めていきたいというふうに思います。
 そして、やはり私は、人工知能は非常に期待をしております。論文の数とかでは欧米や中国にさえ負けていると言われるんですが、論文はインターネットで公開されている情報ですので、そういった論文をしっかり読み込んで、人工知能というのは考えているだけでは駄目で、最終的にはやっぱり物を動かしていくということになる。その動かす技術はやはり日本が非常に強いわけですから、例えば工作機械とか、あるいは最終的に自動運転の車とか、そういったものと人工知能がうまく組み合わさることで日本の強みが発揮できるんじゃないか。
 あるいは、先ほど岩井委員御指摘の農業なんかも、今までのパターンでしたら熟練農家の技術をただプログラムに落とし込んでということですが、それを勝手に学習をしていくというようなことも可能になる、それと農業の日本のまたレベルの高い機械を組み合わせることで、この人手不足、高齢化の農業に対応していくとか、いろんな可能性がこれから出てくるのではないかというふうに思っております。
 ともかく、関係省庁としっかり連携をして、第四次産業革命、この人工知能を中心に、日本が世界をリードしていけるように頑張ってまいりたいと思います。

発言情報

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発言者: 世耕弘成

speaker_id: 15381

日付: 2016-10-20

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会