井原巧の発言 (経済産業委員会)
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○大臣政務官(井原巧君) お答えいたします。
御地元の福井県でございまして、日頃より熱心に原子力政策にお取り組みいただき、また御心配いただいております滝波先生にお答えを申し上げたいと存じます。
まず、日米原子力協定についてでありますが、原子力の平和的利用の推進と核不拡散の観点から、原子炉そのものやウラン燃料といった原子力関連資機材等を日米間で移転するに当たって、両国間での法的な保証を取り付けるための枠組みでございます。「もんじゅ」は核燃料サイクルを確立するための重要な研究施設の一つではございます。しかしながら、日米原子力協定という協定の上では、協定が適用される施設の一つとの位置付けでございまして、「もんじゅ」の在り方いかんが協定の今後の取扱いに影響を与えるものではございません。
御指摘のプルトニウムの取扱いについては、我が国が利用目的のないプルトニウムは保持しないという原則に基づき、プルサーマルによってプルトニウムの利用を推進するとともに、高速炉開発を今後も進めていくという方針を明らかにすることによって、米国を始め関係各国に丁寧に説明をしてまいりたいと存じております。
日米原子力協定は、我が国の原子力活動の基盤の一つを成すものでございまして、極めて重要であると認識いたしております。政府といたしましては、米国との間で円滑かつ緊密な原子力協定を確保すべく、日米原子力協力に係る様々な課題について引き続き米国との間で緊密に連携をしてまいりたいと存じております。
また、原子力に関する技術的知見が深いフランスとの協力によって、我が国は着実に技術力向上を見込むことができると考えております。これまでの二年間の協力の中でも我が国は技術的知見を着実に獲得しておりまして、日仏の協力も重要でございまして、今後も協力を深めてまいりたいと考えております。
なお、今後の高速炉の開発方針の策定に当たりましては、ASTRID協力のみに頼るということではなく、「もんじゅ」の研究成果の活用はもちろんのこと、研究炉「常陽」の活用も含め、将来の実証に向けて様々な研究開発の方策を検討していきたいと考えております。