吉川ゆうみの発言 (経済産業委員会)

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○吉川ゆうみ君 ありがとうございます。
 累積投資額が八十分の一ということで、本当にまだまだ大臣おっしゃったように我が国にとってフロンティアでございまして、様々な多くの多くの可能性があると。一方で、この連携をより深めていくには、政治経済の部分の信頼関係、より構築していくことによっての好循環がまずは大前提として必要である、そこを八項目の部分で更に深めていく、あるいは大臣が言っていただいたような形で、より人的関係を信頼度を深めていくことによって、より我が国との関係を深め、そして国益にということで、非常によく分かります。是非とも、更なる世耕大臣のリーダーシップでもって我が国とロシアとの関係を強めていただくことができればというふうに思っております。ありがとうございます。
 ここからは、各論といいますか、制度のスキームについてお伺いをしたいと思います。
 JOGMECは、これまで、海外の石油ガスプロジェクトに際しまして、JOGMECと上流開発会社とでSPCをつくって出資し、JBICだけでなく民間の金融機関からもSPCにデットを入れるということで案件組成をしてきたと理解をいたしております。そして、その際には、金融機関のリスクに対する支援として一定割合の保証というものを付けてもらっていたかというふうに思います。
 石油ガス田の探鉱や石油ガス開発という非常にリスクの高いプロジェクトに関して、JOGMECという目利きができる組織が一定のリスクテークをしてくれるということで、民間における海外でのビジネスチャンスが非常に広がるということで、我が国への還流ということにもこれまで非常に役立ってきた有り難いスキームであったというふうに理解を私もしておるところでございます。
 ただ、今般の改正におきましては、新たに海外の資源会社の買収、あるいはこうした会社の資本提携に際してもSPCをつくってデットを入れていくというようなスキームにするというふうに伺っておりますけれども、そしてそこに民間部分も入れていくというふうに伺っておりますけれども、これまでのJOGMECが専門としている探鉱であるとか、そういった目利きの部分、そこが今度は、会社を買ってくる、あるいは株式を取得してくる、今までのJOGMECの専門ではない、とんがっているところではない部分に対してSPCをつくり、そこにデットも入れていくというようなことでございますので、これまでの前提条件とは案件組成に際して様々な意味で変わってくるのではないかなというふうに思っております。
 また、JOGMECが株式を取得する、サウジアラムコのようなこれから上場しようというところの株式を取っていこうというようなときに、その場合に、SPCをつくってデットの部分を入れていくことになると、返済原資が配当であるとかそういったことになると想定されますので、そういたしますと、回収は非常に劣後していくのではないかということで、民間にとりましては非常に今までよりも更にリスクが高まっていくのではないかなと。それによって、参入障壁といいますか、参入したくてもなかなかそこを参入させてもらうことができないというようなことが起きてしまわないかなということを危惧いたしております。
 SPCにデットを入れる民間との連携、今後どのような形で進めていかれようと考えていらっしゃるのか、また、国営石油会社の株式をJOGMECが単独で取得されるということも可能になりますけれども、この場合、これまでと異なり出資元に企業が入らないということになりますけれども、民間金融機関などのリスク負担などの面でどのように関わってくることができるのか、山下資源エネルギー庁資源・燃料部長にお伺いをできればと思います。

発言情報

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発言者: 吉川ゆうみ

speaker_id: 29909

日付: 2016-11-10

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会