世耕弘成の発言 (経済産業委員会)

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○国務大臣(世耕弘成君) まず、国としての戦略としては、今御指摘のように非常に中東情勢が流動化をしております。そしてまた、欧米ではナショナリズムが高まっているという状況であります。そういう中で、石油や天然ガスのほぼ全部を海外に依存している我が国にとって、やっぱり自主開発の石油、天然ガスの権益を獲得をしていく、これが国家戦略として非常に重要だというふうに思っております。
 ただ、残念なことに、いわゆる国際メジャーというものに比べると、彼らはもうアラビアのロレンスの時代から中東に関与して、その頃に大体源流があるわけでありまして、それと比べたら我々はもうはるかな後発国であります。今も大体、日産ベースでいうと、エクソンが四百十万バレル、BPが三百二十四万バレルに対して、日本で一番大きいINPEXが五十一万バレルという状況であります。
 ですから、こういう中でやっぱり資源獲得をしっかりと行っていく必要があるというために、これまでもJOGMECを通したリスクマネーの供給支援とか、あるいは積極的な資源外交の推進ですとか、あるいは中核的企業の育成などをやってきたわけですが、依然まだまだ開きが大きいということで、この欧米メジャーと対等に競争していけるような中核的企業を形成をしなければいけないというまだ状況にあるわけであります。
 今回の法改正は、今油価が下がっています。下がっている今こそ権益を獲得するチャンスだと、この差を埋めて、権益を獲得をしていくために差を埋めていくチャンスだというふうに思っておりまして、まさに青山先生御指摘の中核的企業、和製メジャーの育成支援も今回の法改正の大きな狙いの一つであります。
 こうした取組を通じて、ただ大きい会社をつくって喜ぶだけではなくて、やはり日本経済や国民生活の土台である安価で安定的なエネルギー供給を実現をして、日本のエネルギー安保を確固としたものにしていきたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 世耕弘成

speaker_id: 15381

日付: 2016-11-10

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会