井原巧の発言 (経済産業委員会)

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○大臣政務官(井原巧君) お答えを申し上げます。
 御指摘のとおり、我が国の上流開発に携わる企業の生産規模をまず見ていきますと、先ほど申し上げたINPEXで日量五十万バレル台、そのほかにも上流開発専門企業、大手商社や電力、ガス会社などが複数携わっておりますが、それぞれ日量数万バレルから十万バレル台というのが現状でありまして、百万バレル以上を有する欧米メジャーや準メジャーに比べれば確かに生産規模の面で大きく劣後しておりまして、これが企業体力や投資余力等の差につながっているというふうに考えております。
 海外勢が合併等により財政基盤を強化しながら大規模案件や先端技術への投資を進めている一方、小規模な企業が複数存立しております我が国の業界構造の下では、まず資金、技術、人材等の限られたリソースの効果的な活用、海外での現場経験の蓄積といった点から課題があると認識もいたしております。また、上流開発専門企業の技術力、商社の営業ネットワーク力、電力、ガス会社の購買力といった各社が有する特徴とか強みは、その相乗効果が発揮できれば一層伸ばすことが、お話のとおり可能になるという視点も重要であると考えております。
 こうした問題意識から、我が国の上流開発産業の国際競争力強化という視点で今後のJOGMECのリスクマネー供給を戦略的に実施していくことが非常に重要だろうというふうに思っております。我が国企業がオペレーターとして参画する案件、大規模な埋蔵量が期待できる案件、企業間での経営資源の連携、集約化に資する案件といった案件に支援を重点化していくことで、それがひいては業界再編にもつながって国際競争力強化につながると、このように考えて取り組んでまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 井原巧

speaker_id: 22249

日付: 2016-11-10

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会