青山繁晴の発言 (経済産業委員会)

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○青山繁晴君 今回はJOGMEC法の改正の審議でありますから、エネルギーの中でも在来型の原油、天然ガスの自立した確保を目指す挑戦だと理解しています。しかし同時に、資源エネルギーは必ずベストミックスを目指さないといけないと思います。
 そこで、日本の自前資源の開発についても大臣にお願い、いや、お尋ねしたいと思います。お願いではありません、お尋ねしたいと思います。思わず本音が出ました。
 私たちは長年資源のない国だと思い込まされてきましたが、実際には、凍った天然ガスでありますメタンハイドレート、あるいは熱水鉱床、あるいはレアアースを含むレアメタルといった自前資源の存在が既に確認されています。中でも、燃える氷と呼ばれるメタンハイドレートは、アメリカ、中国、インド、ロシアを始め世界が注目する新資源となりました。これを実用化することは、JOGMEC法改正で取り組むところの在来型の資源エネルギーをめぐる新しい取引においても交渉力を日本が持つことにつながります。
 このメタンハイドレートには、念のためですけど、二種類あります。主に太平洋側に賦存する砂層型のメタンハイドレート、つまりこれは砂と混じり合ったタイプですね。それから、主に日本海側に賦存する表層型メタンハイドレート、これは海底の表面に白い塊が露出していたりする純度の高いものです。
 政府はこれまで主として太平洋側の砂層型に注力してきましたけれども、表層型メタンハイドレートは日本海側に多く存在しますから、過疎に苦しむ日本海側に、日本には決してあり得ないはずだった資源産業を勃興させる可能性があります。そのために、青森から山口まで日本海側の十二府県による日本海連合も結成されて、地元の期待も大変高まっています。
 この表層型は、先ほど述べましたとおり、日本海の海底の表面に露出しているものもあって、砂と混じらず純度が極めて高い特徴があります。この特徴のために、日本海の海底からは、済みません、委員長、ちょっと僕の手元を見ていただきたいんですけど、これが海底だとしますと、こういうような形の柱がたくさん実は立ち上がっています。これは平均でスカイツリーぐらいの高さがある、つまり六百五十メートル前後の平均の高さがあって、ちっちゃいものでも東京タワーぐらいあります。この巨大な柱というのは、実は全部メタンハイドレートの粒々です。したがって、これが海面近くで溶けてなくなってしまう前にそれを採取すればかなりの量が、実は近未来の技術じゃなくて現在の技術でも採取が可能だと思われます。
 そうやって採取したメタンハイドレートから天然ガスを取り出して、その量はもちろん日本全体の資源を賄う量はありませんけれども、ないと思われますけれど、例えば象徴的な小さな発電システムを作って、地域でともしびをともす。ミニ発電所だけではなくて、あるいはそこから取り出した天然ガスでバスを走らせることもできます、既に天然ガスで走るバスはありますから。このバスを、例えば先ほどの日本海連合の十二府県の県庁所在地、青森、秋田、山形、新潟、そして富山、金沢、そして福井、そして京都、神戸、さらに鳥取、松江、山口、こういう県庁所在地の公営バスで走らせたり、あるいは先ほど言いました小さなミニ発電所、これは中が見える構造にすることも可能ですから、そういうちっちゃな象徴的なミニ発電所、メタンハイドレートで電気がついている、それを過疎に、過疎というか人口崩壊に苦しんでいるところの町や村にそれをセットアップすれば観光資源にもなります。
 こういうことについて経産省と自治体で新しい連携を、先ほど言いました本音としては、できればお願いしたいと考えております。一つの具体的な提案として、できれば、世耕大臣、お答え願えますか。

発言情報

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発言者: 青山繁晴

speaker_id: 30559

日付: 2016-11-10

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会