川田龍平の発言 (厚生労働委員会)

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○川田龍平君 川田龍平です。今日は、会派を代表して質問させていただきます。
 まず、先日、十七日の質疑で取り上げた雇用関係助成金と若者応援宣言企業における離職実態について早速動いていただき、ありがとうございます。
 また、昨年の通常国会で取り上げた若者の過労死事故の事件で、先日、長時間労働についての集中審議でも取り上げさせていただき、質問主意書と答弁書でも取り上げた後、やり取りをさせていただきました。昨日のNHKのニュースでもやっていましたけれども、今回、ハローワークの書類の虚偽記載についても罰則を検討していただけると、来年の通常国会で法案提出の動きにまで進んでいることも感謝申し上げます。
 では、質問に入らせていただきます。
 先週、十二月一日は世界エイズデーでありました。三日から今週九日まで一週間は障害者週間ということで、エイズを取り巻く状況も変わってきており、HIVに感染してもすぐに亡くならなくなって、薬を飲むことさえできれば私のように長期生存が可能になってきました。おかげさまで、今四十歳です、十歳で感染してから三十年間生きてくることができました。本当におかげさまで、薬のおかげだと思っています。そして、日本の国民皆保険制度があってこうした薬を飲むことができるということができれば、ここまで生きることもできるようになりました。
 しかしながら、この薬の値段が非常に高価だということもあって、今、一生涯飲み続けると一億円掛かると言われています。ということは、できるだけ多くの人が飲むことができるようにするためには、一人でも新規感染者を増やさないようにするということが大事になってきます。是非、医療費を増やさないためにも、予防をするということをやっぱり是非力を入れていただきたいと思っています。
 以前は、薬の副作用があったり医療費のこともあって、感染してもすぐに治療せずにCD4の値を見て治療のガイドラインというのが決まっていました。しかし、最新の知見では、治療してウイルスを減らすことでパートナーにも感染させないことができることが分かってきました。そこで、治療を早期に開始して感染者の多くが飲み続けることがこのエイズウイルスの感染予防になるのであって、治療をすることがそのまま予防になるのです。これは結核もそうですけれども、治療することによって一日も早く予防していくということができるようになる。是非これ、日本では自分が感染していることを認識していない人がいまだに多くいまして、エイズを発症して本人が亡くなるというだけではなく、知らずに感染を広げてしまっているということが感染拡大の原因になっています。
 是非これ、一日も早く取り組んでいただきたいんですが、UNAIDSの目標、二〇二〇年までの九〇—九〇—九〇達成と。九〇—九〇—九〇を達成するということについて、日本は最初のこの九〇%、つまり感染者の九〇%が自分が感染していることを認識しているという早期発見について達成できないおそれがあります。
 この感染者の総数の公式推計が存在しないことが課題の一つであり、もう一つの課題は、新規HIV感染者の三〇%が既にエイズを発病しているということで、是非、この検査率をいかに向上させるか、この二つについて、まずどのように取り組むかだけ質問させていただきます。

発言情報

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発言者: 川田龍平

speaker_id: 22154

日付: 2016-12-08

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会