玉木伸介の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(玉木伸介君) これは潜在的な問題として多くの方々に御理解をいただきたいというところでございます。
 実は私、先ほど日本銀行に勤務していたと申し上げましたが、私の最後の日本銀行の仕事はGPIFへの出向でございました。二〇〇九年から一一年の三月まで勤務いたしましたが、少なくともその間におきまして、私は、株式投資をしているGPIFが全て民間の運用機関に運用の判断もそれから議決権も全部委託しているわけでございますが、この仕組みについて全く問題はございませんでした。これはこれで大変うまく機能してございます。したがって、今の状態が何かイミネントな問題を持っているということでは決してございません。
 ただ、今御指摘のとおり、潜在的にはパワーがあるわけでございますので、それを相当うまくコントロールしていくという注意深さが必要ではないかということでございます。
 この点につきましては、ほかの国でも、公的年金積立金、つまり中央政府の一部が民間企業の株式を持っている事例はたくさんございます。あるいは、アメリカの州政府の公務員年金ですね。これは、州政府というのは非常に強い、様々な業法の制定主体でもあるわけでございまして、大変強い経済界へのいろんなレフェリー役、ルールメーキング役をしているわけでございますが、そういうところでもたくさん株は持ってございます。
 したがって、そういった今御指摘のような問題意識はみんな持っております。それなりの対応をしておりますので、我が国におきましてもちゃんとした日本らしい対応をしていくべきだという御意識は是非お持ちいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 玉木伸介

speaker_id: 10673

日付: 2016-12-09

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会