こやり隆史の発言 (総務委員会)
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○こやり隆史君 ありがとうございます。
ちょっと通告と順番を少し入れ替えさせていただきたいと思います。
地域における取組を進めていく、そのためには地方自治体、その主役となる地方自治体の行財政基盤、特に財政基盤を強化していく、そうしたことは大事だと思います。そのために、地方交付税を始めといたしまして一般財源総額の確保、充実、これを図っていく、これはもちろんなんですけれども、今厳しい国の財政状況の中で容易にその規模を拡大していくということも難しい、そういう状況にあることも事実だと思います。
そうした中で、一般税財源、それの確保のために、地域における納得感を高めていく、地域の実情に応じた地方交付税を始めとする措置をとっていく、こういうことが大事になってくるのかなというふうに思っております。そうした観点から、私の地元の事例も活用しながら幾つか質問をさせていただきたいと思います。
まず、地方交付税の基本となる行財政需要、その見積りにつきまして、まず、地元の滋賀県の行財政需要額、これを人口が同じ規模の同じような自治体と比べますと、最低水準、最も低い水準にあるという現状をまず御理解いただいた上で、どうしてそういうことが起きてくるのかということを、いろんな要素がありますので一概には言えませんけれども、例えば滋賀県の象徴である琵琶湖の経費について御説明させていただきたいと思います。
御承知のとおり、琵琶湖は近畿千四百万人の水がめであると同時に、さきの通常国会で全会一致で可決していただきましたけれども、琵琶湖再生法、これが成立をして国民的資産であるというような位置付けがなされております。
この琵琶湖、実は滋賀県の六分の一の面積を占める巨大な湖でございまして、ほかの河川とか、それと同じようなものではございません。この琵琶湖の膨大な面積、これを維持あるいは再生していくために、外来性植物であるとか水草対策、あるいは湖上警備、膨大な行政経費が掛かってまいります。
他方で、実際に交付税の需要額等を見てみますと、実際に掛かる額と見積もられた額がやっぱり若干、若干というか大きな差が生じております。この差はまたいろんな要因があるとは思いますけれども、例えば琵琶湖に係る経費としては河川費というのがございまして、河川費というのは基本的には長さに応じて費用が見積もられるというようなものがございまして、琵琶湖は長さはともかく面積がやっぱり大きい、その分経費が掛かる、財政需要が発生する、そういった実態がございます。
事ほどさように、いろんな面で実態に応じた、財政需要に応じた、できるだけ交付税の算定、財政需要の算定というのをしていくことこそがやっぱり地域の取組、地域を勇気付ける、そういうことにもつながるのではないかというふうに思いますけれども、琵琶湖再生法できまして、更に琵琶湖に係る維持経費、再生経費というのはこれからますます増加していくことが想定される中で、できるだけ地域の実情に応じた財政需要あるいは交付税措置をお願いしたいと思いますけれども、総務省さんの御見解、お願いいたします。