増子輝彦の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○増子輝彦君 大臣の今のお言葉の中で、今村が大臣でよかったと言われるように頑張りたい、そのことを決して忘れずに、誠心誠意務めていただきたいと思います。
原発については賛成も反対もあると思います。しかし、福島の復興や東日本復興のこのことについては、もう与野党の壁を乗り越えて、オール福島、オールジャパンでやっていくということが当然のことですから、今の決意をしっかりと頭のど真ん中に置いてこれからも頑張っていただきたいと思います。
ただ、その中で、やっぱりこの原発災害というのは極めて深刻な問題をたくさん抱えていることはもう大臣も御承知のとおりだと思います。私はいつも申し上げるんですが、三つの問題があると。やっぱり人間回復だ、一つは、二つには環境回復だ、三つはなりわい回復だと。この三つの回復がなされなければ、本当の意味での福島の復興再生はあり得ないと。
そういう中で、確かに道路の整備も着々と、常磐自動車道も全線開通をいたしましたし、あるいは建物の建設もかなり進んでいることも事実であります。しかし、なかなかこの福島県民の心の問題、ましてや、事故による死はないといっても関連死がたくさんあるわけであります。こういうことも含めて、極めて深刻な課題が今もってずっと続いている。多分これからも、1Fの収束が完全に行われなければこの問題は永遠と続いていく心配があるということを是非また御認識をいただきたいと思います。
そういう中で、今回また残念ないじめの問題が発生したことはもう報道で御案内のとおりでありますが、東京電力の原発の事故により横浜へ自主避難をしていた中学一年生の子供が横浜でいじめに遭ったということで、今日お手元に資料をお渡ししているかと思いますので御覧になっていただきたいと思います。ここに「ぼくはいきるときめた」、大臣、これ深刻ですよね。今まで何度か死のうと思った、でも、震災でいっぱい死んだからつらいけど僕は生きると決めた。細かくはこの内容を私は読むことはいたしませんが、これについて、このような問題が潜在的にもかなり全国的にまだあるんですね。
子供のやっぱり未来に向けて、子供たちが安心して住めるような日本や、この原発災害から立ち上がる福島県ということに関して子供のいじめの問題は表面に出ないものがたくさんあるんです。私のところへもいろいろ相談があるんです。ですから、やっぱりインフラが整備された、避難指示解除がなったといいながら、こういう問題が深刻に将来日本を担う子供たちの問題として重くのしかかっているということも間違いない事実なんですね。
是非、このことは深刻に受け止めていただいて、これは文科省だけの問題じゃないんです。やっぱり復興大臣として、どのような形の中で、こういう子供たち、あるいは依然として仮設住宅や自主避難をしている人たちにとって、福島に戻りたい、福島で生活をしたい、そんな思いの中で、特に子供の問題は深刻でありますから、是非このことは大臣が先頭に立って省庁横断的に様々な形の中でしっかりやっていただきたい、そう私はお願いをすると同時に、大臣の率直に、こういう問題が依然として、出てきた、潜在的にあるということについてのお考えとそれに対する対処をどのようにする覚悟か、お聞かせいただきたいと思います。