有田芳生の発言 (法務委員会)

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○有田芳生君 基本的な認識なんですけれども、ヘイトスピーチ解消法ができて、その第三条、本邦外出身者などに対する不当な差別的言動をなくしていくことは国民の努めになったわけですよね。
 ですから、現場で差別の扇動、ヘイトスピーチに抗議する人たちというのは、ヘイトスピーチ解消法の三条に基づいてそういう行動を行っているんだけれども、実は、二〇一四年の八月に人種差別撤廃委員会、ジュネーブで行われた会議では、この日本でどんなヘイトスピーチが行われているかというビデオを見ていただきましたけれども、多くの委員の方々はみんなびっくりした。何をびっくりしたかというと、日本では差別の扇動、ヘイトスピーチをやっている集会やデモを警察官が守っているんですねと驚きの声を何人もの方がおっしゃった。
 それはなぜかというと、つまり、ヘイトスピーチをやっている集会、デモ、そしてそれに抗議をする人たちがいる、差別はいけないという人たちがいる。そのときに、現場の警察官たちというのはヘイトスピーチをやっている人たちを守っているように見える。つまり、反対する人たちの方にずっと向かっていたわけなんです。多くの人が驚きました。日本でも映像を御覧になった方、安倍総理も、それから菅官房長官も驚いていた。
 しかし、それではいけないということで、例えば、法律ができる前の四月十七日、岡山市で行われた、拉致問題を掲げているんだけれども、実際には在特会の前会長の桜井誠前会長が主導をして、平然と路上でもヘイトスピーチをまき散らしていた。そのとき、私は現場にいてあれっと思いました。つまり、ヘイトスピーチをやっているグループに対しても警察官が向かっている。そして、トラブルがないようにそれに反対する人たちにも警察官が交互で向かっている。皆様方のところに資料としてお配りしましたけれども、写真、右の上です、交互に警察官が対処している。ああ、変化だなというふうに思いました、まだ法律ができていないのに。
 法律ができて以降もこういう配置で進んでいたんですが、実は二日前の秋葉原、写真見てください、左側、ずらりと警察官、反対する人たちに圧倒的に向かっている。向こう側にヘイトスピーチを事とする人たちがいる。だから、この下の写真見ていただければ分かりますように、誰が見たってヘイトスピーチをやっている人たちを警察官が守っているとしか見えない。これ、おかしくないですか、逆行していないですか、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 有田芳生

speaker_id: 5133

日付: 2016-10-25

院: 参議院

会議名: 法務委員会