中泉松司の発言 (法務委員会)
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○中泉松司君 自由民主党の中泉松司でございます。
本日は、初めて法務委員会での質問の機会をいただきましたことに、まずもって感謝を申し上げます。
私は秋田県選挙区選出でありまして、金田大臣とは同郷でございます。加えて言いますと、高校も同窓でありまして、三年参議院の先輩の石井浩郎先生も高校同窓であります。今気付きましたけれども、地元から新聞記者が今日来ていますが、その彼も高校同窓でありますので、多分、金田大臣を誇らしく見ながら取材をしていただいているかと思います。
秋田県にとっては、済みません、秋田県話で申し訳ないですが、秋田県にとっては閣僚としては十七年ぶり、当時は野呂田芳成防衛庁長官がいまして、もう防衛庁長官の時代でありますけれども、それ以来十七年ぶりということでありまして、大変地元でも期待が高まっております。毎週帰るたびに様々な会場で金田先生にお会いすることができて、いろいろ御指導をいただいてきたことが私の糧となってきておりましたので、そういう機会が減ったというのは少々寂しい気もいたしますが、是非とも今後とも健康に御留意をいただいた上で大臣としての職責を全うしていただきたいというふうに思っております。
以上申し上げた上で質問に入らせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
今回、技能実習制度の話ということでありまして、私、今までずっと三年間、別の委員会におったものですから、正直、私のような者が質問をする際にということで地元のことをいろいろと聞いてみました。特に、金田大臣の地元の方にもお話を伺ったりしてきたんですけれども、どうしてもやっぱり技能実習生イコール安価な労働者というイメージ、これは私が言っているのではなくて、イメージというものが付きまとっているんだなということを感じますし、実際、現場でも様々な場面で労働力として期待をしているというところをやっぱり強く感じさせていただきました。
特に、今後、日本は人口減少社会と直面しなければいけない中でどのようにして労働力を確保していくのか。また、最近は就職率も上がってきていますけれども、そういった中で人材を確保することがなかなか中小企業難しい中で、そういったところを補う労働力不足の補填として期待をしているというのも実情だというふうに思います。
そういった中にあっても、私は、労働力の確保という話とこの技能実習制度といったような話というのはきっちりと分けて考えるべきだというふうに思っております。今は、労働力をどのように確保するかという話の中で、外国人労働者の受入れについても働き方改革の中で議論をされているところでもありますし、テーマの一つでもありますけれども、それはそれとして、きっちりと、技能の移転による国際貢献という技能実習制度の目的というものをきっちり守った上で進めていくべきだというふうに考えております。
そういった意味では、国際貢献とする国と、いわゆる稼ぎたいと考えて実際来ているところもあると思います。技能実習生の皆さんと、そして労働力として期待をしている受入れ企業、実習実施者、その三者の思惑というものがちょっと微妙にずれている中で、どのようにしてそれぞれの考えというものを尊重しながらこの制度というものをきっちりと進めていくかということが非常に重要だというふうに思っております。
ネット等の反応等を見ますと、こういう話になるとすぐに移民政策だとか労働力の確保のためのというような話が出てくるんですけれども、そういった声に耳を傾ける必要はあるかとは思いますが、あくまでこの制度の趣旨にのっとって、実習制度をずるずると拡充することで労働力を確保していこうというような話にはならないように、是非とも御留意をいただいた上で進めていただきたいというふうに思っております。
そういったことを踏まえて質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
また、地元は、やっぱり秋田県というのは農業県でありまして、農業に対する期待というものもこの話に関しては大きくあります。その話については今後、ちょっといろいろと現場の話ということでお話をさせていただければなと思っておりますけれども、まず初めにこの制度の意義について、今まで委員各位からさんざんお話がされておりましたけれども、技能実習制度というものは、労働力確保を目的とするものではなくて、技能移転を通じた国際貢献という制度の趣旨に沿って運用されるべきものと考えております。
改めて技能実習制度の目的について伺うとともに、この外国人労働者受入れの議論との関係についても法務省のお考えを伺います。