岩屋毅の発言 (本会議)
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○衆議院議員(岩屋毅君)(続) 次に、日本ならではの新しい賭博行為もIRで解禁する、あるいは解禁が許容されるのかとのお尋ねがございました。
御指摘のクールジャパンの価値を発現するようなIR施設という意味は、複合観光施設であるIR施設におきまして、我が国独自の歴史、伝統、文化や地域の特色を反映させ、来日する外国人観光客に日本の魅力を効果的に伝えることができる施設、すなわちクールジャパンの発信基地となることが必要であるとの趣旨を説明したものでございまして、ゲームの種別について申し上げたわけではございません。
次に、本法の制定は、パチンコやパチスロとの関係で、我が国の公営ギャンブルや遊技に関する法秩序を混乱させるものにならないかとのお尋ねがございました。
パチンコ、パチスロにつきましては、現行の風俗営業適正化法の下、射幸性を抑えた上で、同法の規制の下で行われる限りにおいて遊技と位置付けられております。また、公営競技についても、それぞれの公営競技に関する法制の下で実施される限りにおきまして違法性が阻却されているものと承知をしております。
他方、カジノ施設での賭博行為につきましては、実施法において賭博罪が設けられた趣旨に反しない制度が具体的に定められる場合に、刑法上違法とされないことになるわけでありまして、このことが現行の公営競技や遊技に関する法秩序を混乱させることにはならないと考えております。
次に、我が国のカジノ禁止の状況が日本として恥ずかしいことなのかとのお尋ねがございましたが、提出者といたしまして恥ずかしいと申し上げたことはございません。カジノの合法化につきましては、各国のそれぞれの状況に応じて政策的な判断がなされた結果であると考えております。
政府が策定した日本再興戦略二〇一六などにおきましては、二〇三〇年までに訪日外国人観光客六千万人を目標とすることや新たなツーリズムの創出、MICEの誘致、投資の促進などといった施策が掲げられております。また、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック前後の切れ目のない国際観光政策として、我が国においてもカジノを含むIR区域の整備を推進していくことが有効であると考えております。
次に、十分な国民的な議論がなされたかとのお尋ねがございました。
本法案の提案に至る過程におきましては、小西議員始め多くの民進党の議員さんが参加していただいております超党派の国際観光産業振興議員連盟や各党におきまして、関係府省庁、経済団体、地方公共団体、教育団体、弁護士団体、医療関係者などからヒアリングを行いまして、その過程で議論された課題、方針などは本法案にも反映をされているところでございます。また、本法案成立後の実施法案の策定、審議のプロセスにおきましては、政府、IR議連、地方公共団体、民間、経済団体などが一体となりまして、国民の各界各層、各世代を幅広く巻き込んだ議論が必要であると考えております。
次に、民間事業者が施行主体となりますカジノの解禁に伴う弊害事項が最も充実した仕組みによって解決され得ると考える根拠についてお尋ねがございました。
御承知のように、現在、IRの施設の一部であるカジノというゲーミングは世界百二十七か国で合法化されております。カジノ施設の設置、運営を行う民間事業者に対する規制、監督についての検討におきましては、これらの諸外国の事例や最新の知見を十分に踏まえて、世界最高水準の厳格な規制、監督の仕組みを構築することによりまして、カジノ解禁に伴う弊害事項について我が国に最も適合する万全の対策を講ずることができると考えているところでございます。
次に、参考人質疑、地方公聴会、関係委員会との連合審査が参議院において必要だと考えるかというお尋ねがございました。
先ほど細田提出者から申し上げましたように、参議院における法案審査の日程や進め方につきましては参議院の議院運営委員会や内閣委員会の決定に基づいて行われるべきものでございまして、その点について提出者として意見を申し上げることは適切ではないと考えているところでございます。(拍手)
〔衆議院議員西村康稔君登壇、拍手〕