佐藤茂樹の発言 (安全保障委員会)
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○佐藤(茂)委員 官房副長官はお忙しいので、一言だけ申し上げますと、実は、九三年、九四年の朝鮮半島の核危機、クリントン政権が空爆をするんじゃないかということで大変緊迫したんですけれども、それがおさまった直後に私も朝鮮半島へ行きまして、きのう副大統領が行かれた板門店に行きました。大変緊迫しておりました。
その後、ソウルに戻ってきたときに、ソウルというのは、今はそうしているかどうかは知りませんが、当時、もう二十年以上前ですけれども、ある一定の時間になるとサイレンが鳴るんですね。我々、要人と会談をするのにも、そのサイレンの間はホテルから外に出てくれるなと、現実にソウルに行ったときに私が体験した、そういうものがあります。
サイレンを日本で鳴らすかどうかというのは別にしても、そういう警報が鳴ったときに住民の皆さんがどういうように身を守るために対処していくのかということ等について、事前にやはり訓練やあるいはこういうパンフレットや冊子などをもとにして意識づけをしておかないと、とんでもないことになるんじゃないかという意識をそのとき以来持っておりまして、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
官房副長官、ここで結構でございます。
それで、きょうは外務副大臣に来ていただいておりますので、一点だけ確認していただきたいのは、こういう緊迫した事態に適切に備えるためには、日米両政府、あるいは自衛隊、米軍間で、緊密に情報を共有し、協議を重ねることが重要でございます。
特に、シリアへのミサイル攻撃と北朝鮮への軍事攻撃では、相手が、相手国の反応が全く違うということが予想されるわけですね。北朝鮮は直ちに周辺国に深刻な打撃を与える反撃力がある、これがシリアと全く違うところでありまして、アメリカ軍が北朝鮮への軍事行動に踏み切るならば、韓国だけでなく日本や日本の在日米軍基地も反撃の対象となる可能性が高くて、日本の安全保障への影響ははかり知れないものがあるわけであります。
北朝鮮への軍事行動にアメリカ軍が踏み切る場合に、日本の基地を使わない場合でも事前協議するよう日本政府がアメリカに求めており、アメリカも応じる意向を示しているとの報道がありますけれども、こういういわゆる事前協議的なものが、日本から求め、アメリカが応じるというようなことになっているのかどうか、政府の見解を伺いたいと思います。