河野太郎の発言 (安全保障委員会)

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○河野国務大臣 北朝鮮におきましては、昨年の五月に三十六年ぶりに朝鮮労働党大会が開催をされ、金正恩委員長を中心とする体制が確立されたんだろうと見ておりますが、その後、北朝鮮要人の粛清を通じ、体制基盤が強化されたと見る見方、あるいは逆にこの粛清が体制の不安定要因にもなり得るという見方に分かれております。
 我々としては、アメリカ、韓国と緊密に連携をしながら、北朝鮮に公館を設置している国を含む各国との情報交換を通じて、情報の収集、分析を行っております。
 北朝鮮の経済状況を含め、内部の情勢につきまして確定的なことを申し上げるのは、これはなかなか難しいのが現実でございますが、例えば、韓国銀行の二〇一六年の北朝鮮の経済成長率の推定結果という報告書によれば、二〇一六年の北朝鮮の名目国内総生産は約三兆六千億円ということでございます。
 北朝鮮が核・ミサイル開発にどれだけ費用をかけているかということも、これもなかなか確定的に申し上げるのは難しいわけでございますが、韓国の外交部などとの意見交換では、昨年の二度の核実験と二十数発のミサイル発射で、少なくとも二百億円は下回らない金額であろうというふうに思っております。
 そのために、前回の安保理決議を完全に履行することができれば、少なくとも十億ドル以上の外資を断つことができる、これがこれまでの北朝鮮のミサイル、核の開発の原資になっていることは間違いないことでございますので、これをしっかり断つというのが大事だと思います。
 さらに、大型のエンジンにつきましては、さまざまな見方がありますが、ウクライナ製のエンジンを導入したという見方と、似ているけれどもそれとは全く違うんだという見方、これはヨーロッパとアメリカで見方が分かれているようでございますが、そういう情報もございますので、今、各国に対して、安保理決議をしっかりと履行していただくということと、北朝鮮の労働者、これは安保理決議で今まで以上に受け入れをふやさないということになっておりますが、労働者をしっかり管理する、北朝鮮の外交団の動きをしっかり監視する、こういう要請をしているところでございます。
 安保理決議をしっかりと履行することによって資金の流入を防ぎたいと思っております。

発言情報

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発言者: 河野太郎

speaker_id: 11808

日付: 2017-08-30

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会