佐藤茂樹の発言 (安全保障委員会)

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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。
 きょうは、質問の機会をいただきまして、大変にありがとうございます。
 昨日早朝、日本列島に緊張が走りました。国際社会が北朝鮮のたび重なる核実験や弾道ミサイルの発射等の挑発行為を非難し、抗議、警告をしてきた中、昨日、北朝鮮が再び弾道ミサイルの発射を強行したことは断じて容認できません。
 さらに、今回発射されたミサイルは、我が国上空を通過し、北海道襟裳岬東方の太平洋上に落下したと見られ、これは、我が国の安全保障にとって深刻かつ重大な脅威であり、アジア太平洋の平和及び安全を脅かすものであり、この北朝鮮の暴挙に対しまして厳重に抗議するとともに、最も強い表現で非難をいたします。
 その上で、きょうはもう時間も限られておりますので、まず防衛大臣に、端的に、今回のミサイル発射に対する受けとめ、日本政府としてどう捉えておられるのか、お伺いしたいんです。
 安倍総理は、昨日の北朝鮮弾道ミサイル発射を受けまして、我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威だと非難されました。また、トランプ大統領との電話会談では、これまでとレベルの異なる脅威だ、そのように述べられているわけでございます。これまでにない深刻かつ重大な脅威だという、この総理の発言の意味するところについて、後ほど小野寺防衛大臣の認識を伺いたいんです。
 北朝鮮の弾道ミサイルが我が国上空を通過するということについて考えたら、今まで、今回の発射を含めて五回あったわけですね。私は、国会議員として、国会議員の立場で、この五回とも遭遇しているわけでございますが、そのうち三回は、過去に、二〇〇九年四月、さらに二〇一二年十二月、二〇一六年二月に、事前に予告落下区域を国際機関に通報、人工衛星打ち上げ、そう称して実施したと承知をしております。しかし他方、一回目の一九九八年八月の発射については、事前通報もなく、発射後、事後に、人工衛星の打ち上げであった、そういう発表をしているというように認識をしております。
 今回の発射は、そういうことと比較して、事前の通報もなく、事後も、人工衛星の打ち上げとは言っておりません。そういう状況の我が国の上空を通過するミサイル発射というのは初めてのケースであるわけですから、そういう意味から、総理及び日本政府として、これまでにない深刻かつ重大な脅威という認識を示されたのか。それとも、過去四回と性能面も含めて大分違いもあるので、今回、これまでにない深刻かつ重大な脅威だ、あるいはこれまでとレベルの異なる脅威だ、そういうように言われているのかという、どういうあたりを指して、総理の発言も含めて、これまでにない深刻かつ重大な脅威だと言われているのか。今回の北朝鮮のミサイル発射に対する認識を防衛大臣にお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐藤茂樹

speaker_id: 30698

日付: 2017-08-30

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会