武部新の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○武部委員 ありがとうございます。
まさに、サハリン州コルサコフとの定期航路もありますけれども、北海道が人的交流、経済交流で非常に力を入れなければなりません。それから、先ほども言いましたけれども、わずか五万五千人しかロシアから来ていない状況にあります。一方、九州とかは、台湾や韓国、中国から、クルーズ船で一年間に二百回も三百回も寄港されているという話を聞きます。そういったことから考えると、やはり、九州とその地理的メリットを享受して、またそれを発展につなげているんだと思うんですよね。
同じように、我々も、すぐ隣にサハリンがあり、極東がありますから、北海道が地理的メリットを生かして、クルーズ船もそうですし、エネルギーもそうですし、ロシアとの交流拡大について積極的につなげていく、発展させていくという、その先導的な役割をしっかりと担っていかなければなりませんし、その気概もそれぞれの地域にありますので、ぜひともさまざまな御支援をいただきたいというふうに思います。
日ロ共同経済活動の目的は、今も副大臣からもお話ありましたけれども、北方領土問題をしっかりと解決して、それから平和条約を締結するのが目的であって、そのための新しいアプローチでありますので、領土問題が置き去りにされてはならないというのが最大のことだというふうに思います。
そのためにも、経済的メリットももちろんなんですけれども、北方領土問題についてしっかり解決していくんだという国民の世論が盛り上がっていかなければならないんだと思います。これはもう一部の地域の話ではなくて、国民全体でこの運動を、総理もリーダーシップを大いに発揮されておりますので、それに我々も、国民も一緒になって、この北方領土問題を解決するために共同経済活動もバックアップしていくよというような、そういう体制、機運を盛り上げなきゃならないと思います。
そこで、当然これまでも続けてきましたけれども、ビザなし交流事業ですとか、あるいは啓蒙活動、領土返還要求運動、大会、私も毎回参加させていただいていますけれども、やはり島民の方、当時のことをしっかりと伝えられる方がどんどんどんどん少なくなってきていますし、それを次の、我々の世代、若い世代にしっかりとつなげていかなければ、この返還要求運動の灯も消えてしまいかねないんですね。そうすると、あくまでも経済的なメリットだけでいいんじゃないかという議論にもなりかねません。
そこで、先ほども申し上げましたが、元島民の皆様への支援の拡充、それから若い世代への継承、後継者の育成なども含めてしっかりとやっていかなきゃならないと思います。
そこで、北方担当大臣、鶴保大臣の意気込みをぜひとも最後に聞かせていただきたいと思います。