高井崇志の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○高井委員 ちょっと、わかったようなわからないようなお答えだったんですが。
有識者の検討結果を尊重するのもいいですけれども、我々、議員連盟で国会議員同士が相当頻繁にこの議論をやっておりますので、その法律もつくりますから、ぜひそれも踏まえて、特に著作権の扱いとかは非常に重要だと思いますし、予算の問題も重要だと思います。
もうこれも時代の流れですよ。教科書だけいつまでも紙で未来永劫いくなんてことはあり得ないので、だったら、やはり一歩先んじて、先手先手を打っていくということを、特に教科書業界はサイクルが長いので、学習指導要領をつくっていっても、十年スパンで動く世界ですから、早目早目にやらないと本当におくれていってしまいますので、ぜひこれは、局長、生涯学習局の方は情報化は結構頑張っているんですけれども、この初等中等教育局が情報化というのをもっと受けとめていただかないと、本当に時代に取り残されますから、これはお願いしたいと思います。
それと、次にデジタルアーカイブ等についてお話をお聞きしたいと思います。
我が国でいろいろな、本とか、絵画とか、映画とか、写真とか、地図とか、あるいは動画、こういったものをもうインターネットでどんどん見られる時代でありますが、実は我が国で、ポータルサイトと呼ばれる、ここを検索したらいろいろなそういう文化財とかが見られますよというものは極めて貧弱であります。
これは、この問題に一生懸命取り組んでいる中村伊知哉さんという慶応の教授、実は総務省の私の元上司なんですけれども、この中村さんのブログのコメントなのでちょっと正しいかどうか確認できていませんけれども、中村さんによると、ヨーロッパでは、EUではヨーロピアーナというEU横断の検索サイトがあって、三千万点のものが検索できる、ところが、日本の国立国会図書館はたった四十八万点だ、予算額を比較すると、フランスではサルコジ政権のときに一千億円、このポータルサイト作成に予算をとった、しかし、日本はわずか二千万円しか使っていない、ちなみに、二千万円というのは道路工事の二十五センチ分だと、こういう全く貧弱な、アメリカの国立公文書館の職員は二千五百名いるそうですが、日本の公文書館には五十名しかいないとか、二桁違うわけです。
ところが、このヨーロピアーナを検索すると、実はジャパンという検索語は何と四位に入っている。ですから、皆さんはジャパンには関心があるんですけれども、ところが、日本のデジタルアーカイブは貧弱だから全然ヒットしなくて、本当は漫画とかJポップとかファッションとかに皆さんは興味があるんですけれども、そんなものが全然検索にかからない、そういう状況になっています。
私は、このヨーロピアーナ並みとまではいかなくても、やはりもうちょっとこのデジタルアーカイブ、日本は真剣に取り組むべきだと思いますが、いかがですか。