小熊慎司の発言 (外務委員会)

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○小熊委員 今の大臣の言ったことは理解できないわけじゃないです。理解しているんですね。法律の賛否は別ですけれども。
 当時から範囲が広過ぎるという指摘は受けてきていて、過去の議事録を見ると、当時の南野大臣も何回も、条約上絞り込みはできないんですという答弁が繰り返されるんですね。
 今大臣の言われたとおり、第五条の1のこの後段部分の活用をすることによってそうした懸念を振り払う絞り込みができるということを、当時何でできなかったのか。何度も言いますけれども、法律の賛否は別として、今大臣の言われたことはそう難しくもないことだというふうに思いますよ。当時から、対象範囲が広過ぎる、絞り込みしなきゃいけないんじゃないか、でも、条約上絞り込みできない。でも、今回はこれを使えばできる。
 これを使えばできる、活用すればできるんだというのが今大臣の説明ですが、それはそんなに難しい発想でもなくて、当時からこれは絞り込みが必要なんじゃないかと指摘を受けていて、何とかしなきゃいけないなといえば、これを活用すればできるんだというふうに発想が至ると思うんです。
 今回、その発想で活用しているわけでありますけれども、ありていに言えば、何でそんな、簡単と言っては語弊があるかもしれませんが、簡単なこの解釈、判断というのが当時できなくて今回できてしまっているのかという点について言えば、その判断の違い、手法の違いといったものを、今回変わったというか、活用に気づいた、当時気づかなかったということが今回気づいたというのは、そんなに難しくないことを今回気づいたというふうに思うと、もしこれが正しいのであれば、何でなんだということなんです、能力のある外務省が、法務省が。
 今言われたことで今条文をつくる、この後国会に提出されてくるわけですけれども、この読み込みが当時できなかったということであれば、当時の外務省は相当能力が低いということにもなりかねませんし、そういうことだったんですか。
 何でこれを読み込まなかったのか、過去。今読み込んだからこれをつくりますということですけれども、過去、何で読み込まなかったのか。読み込まなかった判断は何なのかということなんです。

発言情報

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発言者: 小熊慎司

speaker_id: 18041

日付: 2017-03-15

院: 衆議院

会議名: 外務委員会