小熊慎司の発言 (外務委員会)

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○小熊委員 ほかの質問もありますし、次に移りますが、これは、前回のと言いますけれども、何回も出てきているわけで、そのたびにこの指摘がされてきていたわけですよ。
 私は、前に提出されたときは国会議員ではありませんでしたが、党としてはそっち側にいた人間でありますけれども、提出前からそういうのは自民党内でも種々さまざま意見があったところであって、それは絞り込みしなきゃいけないんじゃないかという議論はたくさんある中で、条約上それはできないんだということでそのまま提出していたわけですよ。当時からこれは絞り込みしなきゃいけないという意見もあったし、それでこれが読み込めなかった。いや、条約上それは無理なんですと言ってそのまま出してきていたということですから。
 その経過については今後もちょっと議論させていただきますし、実際法律が出た段階でもしっかり精査をしていきたいなというふうに思っています。
 次の質問に移ります。
 先週の土曜日、三月十一日で、東日本大震災、原発事故災害から丸六年を経過して、七年目に入ってまいりました。そうした中で、いまだに解決をされない問題、新たに解決していく問題等ありますけれども、この外務委員会でも何回もやってきましたが、いまだに国内外ともに風評被害といったものがまだ残っている部分があります。
 外務省においても、科学的根拠のない諸外国の輸入規制等の撤廃に関しては努力をしてきたところであり、時間経過とともにその規制が撤廃をされているのが積み上がっているのも承知をしているところでありますが。
 何回もこの委員会でも指摘をさせていただいてまいりましたけれども、インバウンドで、訪日外国人観光客対策で、昨年は二千四百万人になったということで、これはいいことでありますけれども、配付の資料のとおり、震災前から比べると、昨年、直近のデータでいえば、全国では、これは宿泊客数でありますけれども、およそ二・五倍までふえているところですが、福島県においては震災前の八割程度にしかまだなっていない、マイナスの状況が続いている、秋田もそうなっちゃっているんですけれども、こういった状況が続いてきているわけで、とりわけ、訪日外国人客数の七割以上が韓国、中国、台湾といった人で、そこに規制がまだ入っているわけでありますから、とりわけこういった国にどう対応するのかということが重要であります。
 まず、大臣にお聞きをしたいのは、これは配付資料の一枚目にありますけれども、風評被害の前に風化してしまっている、そのあらわれがこの追悼式典での総理の、原発事故という、東日本大震災ということで終わってしまっている。福島の復興に尽くしていますというのが文章に入っているというのが官房長官の記者会見で、知事がこれは遺憾だと言ったことに関して、違和感があると言ったことに関して、官房長官が記者会見でそういうふうに反論しているんですけれども、この反論自体も、これは私は地元の皆さんと、またいろいろな方と時間のない中で意見を交換しましたけれども、この官房長官の反論も、これは県民感情を逆なでしていることになるんですよ。
 今ほど私も、冒頭に言ったとおり、東日本大震災そして原発事故災害から丸六年が経過しましたというような言葉を使いましたけれども、これは日常我々が使っている言葉です、どんな場面でも。原発事故災害は今現在進行形の災害でもありますから、この式典で抜け落ちてしまったことに関して、外務大臣も一生懸命風評被害対策、国際的な風評被害対策に尽力をされているところでもありますので、まず、外務大臣として、これが抜け落ちたことに対しての所感、御意見をお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 小熊慎司

speaker_id: 18041

日付: 2017-03-15

院: 衆議院

会議名: 外務委員会