中根康浩の発言 (経済産業委員会)
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○中根(康)委員 確かに、けさのニュースで、アメリカの政権幹部の方が非関税障壁があるということを言って、いまだにまだそんなことをおっしゃっておられるのかということで、まだまだ誤解が解けていないというか、わかっていてあえてそんなことを言っているのか、よくわからないんですけれども、誤解を解かないふうにというか、しようとしているのではないかと思えるような感じもするわけでありますけれども。
安倍総理も、ゴルフを随分やった、あるいは大統領とかなり長時間にわたって同行していたというか、ともに過ごした。間違いなくこういうことを、今大臣が御説明いただいたことを大統領に伝えていただいたということですか。うなずいておられますのでそういうことだと思いますが。
これから、TPPがなかなか困難な状況になってきている中で、通商交渉は二国間の交渉がなされていくという見方もあるわけでありますけれども、例えば米のように、ミニマムアクセスだとかいって最低限何台、日本はアメリカの車を買わなきゃいけませんよ。アメリカの車が売れないのは、売りたいと思えば、日本人が好むような仕様にやはりアメリカの企業が努力をするべきであって、例えば、最低限の輸入を課すとか、そういうようなことには絶対にならないような交渉を、これから厳しいものになると思いますけれども、世耕大臣には大いに期待をさせていただきたいと思います。
ロス長官に会う、恐らく近藤理事も大臣の訪米はお認めになるんじゃないかなと思いますけれども、もし行かれたらぜひ有意義なものにしていただいて、また、その結果を踏まえた議論がこの経産委員会でできるということを期待をさせていただきます。
次はエコカーについてでありますけれども、一月二十日の総理の施政方針演説では、結構いろいろなことをおっしゃっておられるんですね。
水素エネルギーは、エネルギー安全保障と温暖化対策の切り札です。日本で未来の水素社会が幕をあけます。あるいは、来年春には、全国百カ所で水素ステーションが整備される。また、二〇二〇年には、現在の四十倍、四万台規模で燃料電池自動車の普及を目指します。さらには、世界に先駆け、国際的な水素サプライチェーンを構築しますなどなど、水素に対する強い思いは表明されておられるわけでありますけれども、この施政方針演説の中では、電気自動車に対する言及はありませんでした。
この総理の思いからすると、我が国のこれからのエコカーは、燃料電池車が主役となるということになるのかというふうにも感じ取れてしまうわけであります。
FCVにしてもEVにしても、水素スタンドあるいは充電スタンドが必要で、エコカーの普及とインフラの整備は両方相まって進んでいかなければならないわけでありますけれども、現在、政府は、水素スタンドにも電気スタンドにも、両方に設備設置補助金を出しております。
将来、両者が共存することを想定しておられるのだとは思いますけれども、総理がFCV、燃料電池車のみ語り、電気自動車は語らないということになると、電気自動車に対する投資は無駄になるのではないかと思われかねないわけであります。また、エコカーの中には燃費基準を達成したLPガス車も存在しているわけでありまして、これからの企業の投資戦略にもかかわる問題でもございます。
日本のエコカー戦略というものを、この際、世耕大臣から明確にお示しをいただければと思います。