宮本聡の発言 (経済産業委員会)

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○宮本政府参考人 お答え申し上げます。
 アメリカ、ドイツ、フランスでは、リーマン・ショックの後の対応として、平時よりも保証割合を引き上げる、こういう措置はとりましたが、御指摘のとおり、いわゆる一〇〇%保証は行わなかったものと承知しております。
 一方で我が国においては、リーマン・ショックの直後より、いわゆる緊急保証といたしまして、一〇〇%保証であるセーフティーネット保証五号、この対象業種を拡大して対応したところでございます。
 御指摘の点につきまして、リーマン・ショックが生じた二〇〇八年と二〇〇九年の中小企業の倒産件数をリーマン・ショック前の二〇〇七年を基準として各国で比較してみますと、アメリカでは、二〇〇八年に二〇〇七年の一・五倍、二〇〇九年に二・一倍と倒産件数が大幅に増加しております。一方、フランスでは、二〇〇八年に一・一倍、二〇〇九年に一・二倍、ドイツでは、二〇〇八年に一・〇倍、二〇〇九年に一・一倍、日本では、二〇〇八年に一・一倍、二〇〇九年に一・一倍となっており、これらの国では急激な倒産の件数増加は見られておりません。
 我が国においては、緊急保証等の措置によって危機による中小企業の資金繰り倒産を一定程度回避できたものと考えておりますが、他方で、御質問の、各国で一〇〇%保証がなかった結果としてどの程度倒産を惹起したかという点については、リーマン・ショック及びその後の世界同時不況によって各国の経済が受けた影響はそれぞれであるために、この変化だけをもって、一〇〇%保証の有無や保証割合の違いによって説明することは難しいのかもしれないと考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 宮本聡

speaker_id: 12798

日付: 2017-05-19

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会