北神圭朗の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○北神委員 ありがとうございます。
 データ化のものも職員の皆さんに見せていただきましたし、ぜひ法律化しないといけないし、場合によっては世界基準みたいなものも考えていかないと、外国にいいふうにやられて、私がいつも腹立つのは、アップルの後ろのリンゴが新潟のすばらしいメッキで、スティーブ・ジョブズも、すばらしいと。日本はすばらしい国だね、職人さんがすばらしい、でも、もうけるのはアメリカだと。こんなのは絶対に許しちゃいけないので、ぜひそこの部分を今度の第四次産業革命で確保するようにお願いをしたいというふうに思います。
 二つ目は、第四次産業がおくれをとっているという話なんですが、第五次産業、これがリニアコライダーの可能性もあるということであります。
 リニアコライダー、せっかく萩生田副長官もお忙しい中お越しいただいたんですが、ここは答弁する必要はないですけれども、聞いていただきたいのは、これはもうすごいですよ。素粒子物理学とかそういう話だけじゃなくて、ここからワールドワイドウエブというものが出てきましたし、物すごい派生技術が出てきた。
 政府は、いや、どういう見通しがあるかわからないと言いますけれども、当たり前の話で、こういうのは、まさにいろいろな、世界一の学者が岩手なり九州なりに来られるわけで、五千人ぐらい、世界一の物理学者、この人たちが最高の知能と知識と技術を持ってきて、そこからどういうものが生まれてくるかというのが、これがまさに技術革新で、最初からこうなるんだとかいうものがないのは当たり前の話です。
 ある試算で、日本生産性本部、もともと経済産業省の天下りもたくさんいる、立派な、正当性のある組織でありますけれども、これが、国際リニアコライダーイノベーション効果が四十五兆円だと。今まで、普通のこういう試算というのは、投資効果というのは、研究成果から派生するイノベーション効果を全く考慮に入れなかったんです。考慮に入れたら四十五兆円という大きな数字になっているわけです。
 これをぜひやらないといけないんですが、文科省が今主導でやっている。彼らは、よく理解するんです、役所の立場は。科学技術コミュニティーを大事にしたい。彼らは、学術の世界というのは、やはりたくさん、このリニアコライダー以外でもいろいろな事業をしたいという中で、一応要望されているのは二百七件ぐらいあるんです、こういうことに予算をつけてほしいと。そのうち二十八件が重点事項だと。その中にリニアコライダーは入っていないんです。
 問題は、ほかの案件というのは、まあ数億円単位のものがほとんどです。リニアコライダーは場合によっては一兆円かかる、だからこんなものを要望しちゃうとほかの要望が全部なくなると。これは、彼らの世界の中では、あるいは文科省を入れたら、それは合理的な判断かもしれないけれども、これが本当に政府にとって、日本の経済成長にとってすばらしい話であるならば、ここに任せていたらえらいことになるということで、石原副大臣、科学技術担当ということで、お兄さんと一緒に頑張っていただいておりますので、ぜひ、この点で、文科省に任せるんじゃなくて、場合によっては別枠の予算をつくってこのリニアコライダーを強力に推進していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119304080X01720170531_120

発言者: 北神圭朗

speaker_id: 4662

日付: 2017-05-31

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会