松木けんこうの発言 (決算行政監視委員会)

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○松木委員 それでは、東京では三月二十一日に桜の開花宣言というのが出まして、なかなかそれから進まなくて、何か決算委員会みたいな感じもしましたけれども、大分満開という感じに今はなってきているようでございます。私の地元の北海道なんかは全くつぼみにもなっていない状態なんですけれども、きょうあたりはかなり花見日和という感じもするんですけれども、国会はなかなかいろいろなことがあって、風雲急を告げて、そんなことを話したら怒られるような、そんな状態だというふうに思います。
 連日報道でも大きく取り扱われている森友学園の問題、これは随分クローズアップされまして、他の議論すべき国民生活に直結する重要な課題というのはまだまだいっぱいあると思うんですけれども、押しのけてとは言いませんけれども、非常に大きなウエートを占めてしまっているのではないかなと思います。非常に残念だなという一方、やはりこのテーマも非常に大切なものをはらんでいると思っておりますので、しっかりと議論する必要があるというふうに感じております。
 きょうは、私は、自分の地元でもありますけれども、JR北海道の問題、JR四国、JR貨物も同じことですけれども、そういう課題と、森友さんのことをちょっとお聞きしたいと思っていますので、よろしくお願いします。
 学校法人森友学園をめぐる一連の問題について、去る三月二十三日、衆参の予算委員会で籠池理事長の証人喚問が実施をされました。私、びっくりしたんですね。初めは参考人でという話だったと思うんですけれども、急に証人喚問ということになって、おお、すごいなという感じを受けました。
 このときの籠池理事長の証言の中に偽証の疑いがあるんじゃないかということで、与党では偽証罪での告発を検討しているという報道がどうもあるんですけれども、菅官房長官も、さきの参議院の決算委員会で偽証罪での告発について問われて、事実と違えばそうなると思うと答弁されているわけでございます。
 偽証罪での告発はルールに定められた事柄ではありますけれども、今回の一連の問題では、証人喚問に応じているのは籠池理事長一人だけなんですね。ほかの関係者というのは、フェイスブックとか、うそを言う人たちではないと思いますけれども、万が一そういうことがあっても別に刑事罰に問われるようなことはありません。ある意味安全な場所での発言にとどまっているというふうに思います。しかし、籠池さんは、刑事罰に問われる可能性があるところで、理事長本人にとっては多分責任ある発言をされたんだというふうに思います。
 こうした不公平な状況にある中でリスクを負って証人喚問の場に出てきた民間人である籠池理事長一人を告発に持ち込もうとするのは、随分乱暴な感じに受け取られてしまうのではないかなというふうに私は懸念しているんですね。そうであるならば、できれば関係者全てを証人喚問、証人喚問というのは余り好きじゃないですけれども、こういう場に籠池さんを呼んじゃったわけですから、こういうことに立っていただく必要性もあるのではないかというふうに考えているんですね。
 数多くいる関係者のうち一人だけを証人喚問して偽証したと声高に言い募るのは、またさらに告発までちらつかせるということは、やはり大きな権力を持っている人たち、我々、為政者としての権力を持っているわけですよね。ましてや、今の与党の方々というのは、動かす力は我々の何十倍、何百倍という立場で持っているわけですね。そういう方々が権力というものをがんがんがんがんそれで押していったら、私は大変だと思いますよ。
 私は長らく藤波孝生代議士の、元官房長官ですけれども、秘書をさせていただきました。その教えの中の一つに、ちょうど中曽根内閣が三百四議席の議席をとったときがあるんですね、このときに、藤波代議士はそのとき国対委員長をやっていたんですけれども、私は、これで国対はやりやすいですね、何でも通りますね、こういうことを言ったら、意外と藤波代議士が静かな顔をして、松木君、その考え方はよくないな、こういうふうにたしなめられたことがあるんですね。権力というのは抑制的に使うものだ、それを知らないとけがをするんだよ、こういうことを言われたのを私は今でも非常に覚えているんですね。
 自民党の中からも、やはり山東昭子先生という参議院副議長をやられた方も、かえって国会のレベルを低下させてしまうんじゃないかとか、そこまでやるのなら、そういうことは司法に任せるべきじゃないかというような発言もしています。
 私も全く同感なんです。真相解明を進めるという観点が一つありますので、そこは他の関係者の証人喚問も、籠池さんはやったわけですから、実現をさせて、そして関係者の全ての意見を聞いて、やはり偽証だという確証を得られたようなことがあるのであればそのときは告発するのが筋なのかなというふうに思っておりますけれども、官房長官、そこら辺はどういうふうにお考えか、ちょっと御説明いただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 119304127X00220170403_010

発言者: 松木けんこう

speaker_id: 25343

日付: 2017-04-03

院: 衆議院

会議名: 決算行政監視委員会