山尾志桜里の発言 (憲法審査会)

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○山尾委員 一点だけ、総理の合憲化発言について、私の方からコメントをさせていただきたいと思います。
 自衛隊の憲法適合性について、国民の中に疑義を提起するようなものも含めて異なる意見があるという前提は共有しています。したがって、疑義をできるだけ払拭するだとか、あるいは明文化という手段を使うだとか、そういった必要性の有無について論点として議論の余地があるということは理解します。
 しかし、この論点と合憲化する必要性の有無という論点は、全く別のものだと考えます。
 なぜなら、前者、疑義の払拭や明記の必要性という論点は、自衛隊合憲論と当然十分に両立します。でも、一方、後者の合憲化する必要性の有無という論点は、自衛隊合憲論に立った立場とは両立しがたいのではないか、こういう問題提起なんですね。
 そこで、私は、先ほど、合憲論に立つのであれば、合憲化するという必要性はないのではないですか、こういった説明はやはりおかしいのではないですか、こういう問題提起をさせていただきました。それに対して、中谷委員や古屋委員などは、疑義を払拭する必要がある、あるいは明記をする必要があるというような形で、少しすれ違うような御答弁というか御意見を開陳されていたのかなというふうに聞こえました。したがって、整理をしていただく必要があるのではないかと思うんですね。
 合憲化の必要と疑義を払拭したり明記をする必要性の有無というのは、全く異なる論点です。合憲論に立つのであれば、合憲化という説明は正確ではなかった、明文化、あるいは疑義を払拭するという必要性がある、こういうふうに言うべきであった、そしてまた、今後、合憲化という言葉は使わないかどうかとか、ここはこれ以上私が言うべきことではないですけれども、本当に大事なことなので、そういった形で少し整理をしていただいた方がよろしいのではないかと私は思います。
 以上です。

発言情報

speech_id: 119304183X00620170525_024

発言者: 山尾志桜里

speaker_id: 12435

日付: 2017-05-25

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会