阿部正浩の発言 (厚生労働委員会)
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○阿部参考人 十分にお答えできるかどうかわかりませんが、まず、地方では、やはり若年人口が減少していて、特にそういった一部の若年層が大都市圏に、多分首都圏を中心とした大都市圏に大学等で進学をし、そのまま大都市圏で就職をするといったことが起こっておって、それが大きな問題になっているんだろうと思います。
そういった意味では、Uターン、IターンあるいはJターンと言われたものをより進めていく、そのためにはどうしたらいいのかということを、それぞれの地域で分析し考えていくといったことが必要かと思います。
それぞれ地域には特色のある産業もありますし、あるいは特色のある職業もあるかと思いますので、そういったものを核にして、より産業が伸びていくことを考えるといったことが行われていますけれども、それをより一層政府が手助けをしていくといったことも必要かと思います。
また、人々の生産性を上げていくためにも、そしてそれが地域の活性化につながっていくためにも、技術力あるいは知識、こういったものを高めていく必要があろうかと思います。特にこれからはAI、ロボットが本格的に登場してくることによって技術革新が進めば、技能の陳腐化ですとか知識の陳腐化といったものが進んでいくと考えられておりまして、そういった陳腐化を防止するためにもリカレント教育が必要になるのではないかというふうに思います。
それから、もう一つ大きな問題としては、技能伝承の問題というのもよく言われております。
私、先日、ある製鉄所に伺ったところ、今やその製鉄所の現場の人たちも、一割は女性が進出している。ところが、教える方は男性が多くて、女性にどう教えたらいいかよくわからない、あるいは、そもそも、高齢者の方が引退してしまって技術をどうやって伝えるかがなかなかわからないといったところもあるんだというようなお話をお聞きしました。そういった意味で、技術伝承を維持していくためにどうしていったらいいか、それをどういうふうに政府が手助けできるかといったことも必要かというふうに思います。
御参考になったかどうかわかりませんが、以上でございます。