工藤彰三の発言 (国土交通委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○工藤委員 皆さん、おはようございます。自由民主党、名古屋の工藤彰三でございます。
 質問の機会を与えていただきました。感謝申し上げます。
 多岐にわたりますので、順次お尋ねいたします。
 まず初めに、名古屋港ポートアイランド地区についてであります。
 名古屋港は、皆さん御存じのとおり、自動車関連産業を中心に、工作機械や航空宇宙産業など、世界屈指の物づくり産業を物流面で支えています。昨年の総取扱貨物量は一億九千三百二十一万トンで、二〇〇二年から十五年連続の日本一を堅持しています。貿易高は年間十七兆円、六兆円を超える貿易黒字を生み出しています。我が国の貿易黒字額が四・七兆円でありますので、まさに稼ぎ頭であり、経済を牽引している重要な港として機能しております。
 一枚、資料をお渡しいたしました。資料をごらんいただきたいんです。写真ですが、こちらのポートアイランドから名古屋港を北上しますと、名古屋駅がございます。名古屋駅の赤丸部分の下に河川が三本見えるかと思いますが、こちらに庄内川、新川、日光川と東から順番に流れており、この川は、下流域の土砂が名古屋港に流れ出てきまして、水深を浅くしてしまうという弱点があります。
 名古屋港は決して深い港ではありません。毎年のように流入土砂をしゅんせつしていく必要があります。このしゅんせつした土砂を昭和五十年から処分開始し始めた、埋め立てた巨大な島がこのポートアイランドであります。護岸工事で枠組みをして、それからどんどんしゅんせつ土砂を積み上げました。既に、海面下には三千万立米、海上には千七百五十万立米が積み上げられ、面積は約二百五十七ヘクタール、東京ドームの約五十五個であり、積み上げられた高さは十八メートルであります。
 ポートアイランドと書かれた字の左右に白線がありますが、これは防波堤であります。昭和三十四年の伊勢湾台風の大災害後に、国が五年かけて建設された高潮防波堤でありますが、高さ六メーターであったんですが、五十年を経て侵食され、徐々に沈下しました。五年前から、地元の皆さん、近隣の皆さんとともに十万三千二百の署名を集めて、国交省に出向きまして、それを認めていただきまして予算化していただきました。二メーターのかさ上げ、さらに強固なものにしていただきまして、高潮防潮堤から津波防波堤という強いものに変わりました。南海トラフ地震発生時の津波対策となりましたことに対して、国土交通省に対してこの場をおかりして深く感謝申し上げます。
 ただ、問題があるのは、ポートアイランドの字が書いてあるところが、この南側が、土砂処分がまだ固まっておりません、十八メーターありません。固まっていないところに津波が襲ってきますと、土砂が流れます。こちらの東と西の航路に対して土砂が流れますと、十六メーターの航路が浅くなり、大きな貿易船が名古屋港を行き来できなくなるわけであります。
 港湾機能の維持そして継続に支障が生じる懸念があるわけでありますので、今後のポートアイランド地区の防災上の安全対策と処分場の見通しや対応について、港湾局長にお尋ね申し上げます。

発言情報

speech_id: 119304319X00620170405_004

発言者: 工藤彰三

speaker_id: 11551

日付: 2017-04-05

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会