石井啓一の発言 (国土交通委員会)
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○石井国務大臣 通訳案内士の合格率につきまして、今御指摘がございましたとおり、日本国籍の受験者の合格者数はここ数年二〇%前後であるのに対しまして、外国籍の受験者の合格率は五%から八%と、低い水準にとどまってございます。
これは、外国に住んでいる方にとっては日本の通訳案内士試験を受験することが物理的に困難であったことに加えまして、日本に滞在をしている外国籍の方にとりましても、日本の歴史や日本の地理、一般常識といった試験科目の内容が、外国籍の受験者にとっては特に難しいものであることも要因の一つであったと認識をしております。
このため、日本に滞在している留学生や、日本に滞在経験のある、外国に在住する外国人については、通訳案内士としての活躍を図るべく、受験者の増加に向け、これまでも海外での試験会場の設定等を行ってまいりましたが、今後は、これらの方々は、業務独占規制廃止後の通訳案内を行う担い手として期待されるところでもございますので、中国語、韓国語などの受験者がより通訳案内士試験を受験しやすくなるよう、オンラインによる研修等を行う、また、資格を持っていない無資格者に対しましても、今回の法改正により制度化される有資格者研修の受講を促す、さらに、地域特性に応じまして、現行の九州の地域特例通訳案内士制度のように、中国語、韓国語、タイ語のような特定の言語を対象とする地域通訳案内士制度の創設を促すことによりまして、現在の不足している状況の改善を図ってまいりたいと考えております。