麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 この中東を含めまして、新しい大統領の外交政策といっても、まだその方向性がよく見えてきておりません。
加えて、防衛関係は特によく見えないんだと思っておりますが、フリンという方が辞任をしておられて、きのうマクマスターという方が後任ということに決まっておられますが、この方は少なくとも、陸軍兵学校を出て、大学で、歴史学で博士号を持ったりするような、軍人さんにしては、かなりいろいろ、そういった歴史観みたいなものをお持ちの方なんだと思っているんですけれども、こういう方が改めて大統領の防衛関係、いわゆる国防関係の特別補佐官になっておられますので、その方が今からどんな発言をしてこられるのかというのは大きいんだと思いますが。
いずれにしても、日本の場合は、中東でいいますと、今日本の石油の原油、これは伴野先生、八二、三%いっていると思いますが、それを、中東からの原油の輸入をあそこに頼っておるところがありますので、これは極めて密接な関係にありますので、これが混乱しますと、かつてのように、第一次中東戦争のときのように、一挙に石油がどんと上がって、今は五十二、三ドルのところが、ついこの間まで百ドルを超えていたわけですから、そういった意味では非常に大きな影響を与えますので。
我々としては、この地域の安定というものは、これは日本の経済にとりましても非常に大きな影響を与えますので、日本の立場としては、米・中東関係というものの安定というか、そういったものの安定、政治の安定というのは我々の原油政策の意味において非常に大きな影響を与えることはもう間違いない事実だと思いますので、すぐ影響するのはこれが一番だと思いますので、この点につきましては、アメリカの中東政策というのがどうやって動いていくかというのは非常に関心を高く見守っておかないかぬところだと思っております。