麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 これも伴野先生よく御存じのとおりなので、申告件数がえらい増加しておりますし、いわゆる経済活動が、BEPSだ何だかんだで、えらい勢いで国際化しておりますし、また、コンピューターというものが入ってきて、いわゆる徴収とかそういった事務がえらい複雑化しているし国際化しているしというものの結果、実地調査率は減ってきて、今一・一%ぐらいまで下がってきているというのが実態だと思っておりますので、そういった意味では、私どもは人数というものをある程度確保しておかないととてもできません。
一番わかりやすいものでは、税務署の前にいわゆる税関というのがございまして、税関は、少なくとも、これまで八百万人ぐらいしか一年間入ってこなかった外国人がいきなり三千四百万人ということになりますと、とてもではないけれども、三倍に膨れ上がっております。
したがって、この税関職員というのは、きのう、きょう入ってきた人がいきなり税関の対応ができるわけがありませんので、訓練するのに時間がかかります。そういった意味では、急遽途中で増員をしたり、退職した人をもう一回臨時にとか、いろいろな形で、今、地方空港に国際線が着いちゃったときの対応やら何やらのために臨時に雇ったりなんかしているんですけれども、いずれにいたしましても、これは戦略的に取り組まないととてもじゃないという感じがいたしております。
しかし、今までずっと減ってきておったのがやっと六年ぶりにプラスにはなった、去年の話ですけれども。プラスになったからといって、おお、やっとプラスになったかと言ったら、一名ですから。おまえ、ふざけるな、一名なんかだったら純増とは言わねえ、そんなものと言ったんですが、今まではずっと減っていったのに比べればまだよかったという話なんですけれども。
いずれにしても、いよいよ我慢に我慢して頑張りますから、頑張っちゃうと、その頑張った分だけ、それこそブラック企業とは言わぬけれども、いわゆる過剰労働というような話になって、とてもじゃないということになりかねませんので、ここらのところはきちんと対応できるようにする、かつ機械化する、いろいろなルールはやっていかにゃいかぬのだと思いますけれども、いずれにしても、この点は十分に私どもの方が配慮をしておかなきゃいかぬな、私どもそう思っております。