三谷秀史の発言 (情報監視審査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○三谷参考人 これはまだ私に守秘義務がかかっているのかどうか確認しないといけないんですが、私もかつて平沢先生と同じような仕事をさせていただきました。今御指摘の点、とりわけ最後の保全の問題、これはもう三十年来、私が各国の情報機関から突きつけられてきた問題でございます。情報を上げる、上げてもいいけれども、あなたはどうやって守れるんだ、それをどうやって担保するんだということは、もう本当に毎月のように突きつけられた時期がございました。その意味で、先ほど申し上げた感無量という思いが出てくるわけでございます。
では、現状はどうだと。端的に申し上げます。まだ不十分でございます。
それはなぜかといいますと、情報保全の必要性、あるいはヒューミントそのものに対する理解、ヒューミントというものの活用に対する能力と理解、これがまだ日本全体を見たときは十分でないという印象がございます。
すなわち、仮に私が何かの情報をとってきた、ある情報源からある情報がとれたときに、私は、では、当時、十年前あるいは五年前に、どこまで、どの方を信頼してお渡しすることが、御説明することができただろうかという、過去を振り返りますと、正直、じくじたるものがございます。その現状は、当審査会が活動を始められたここ二年、多少は改善されたかもしれませんが、まだまだ道遠しと正直感じております。
その一つがクリアランスの問題でございます。
私が仄聞する限り、アメリカにおきましては、このクリアランス制度運用のために、恐らく一万人という人がそのためだけに働いているのではないかと仄聞しております。この点、なかなか公表されないわけでございます。
では、今の適性審査の過程において、どれだけの方がその適性審査を真剣に考えて対応しておられるのか。私、実務を離れまして定かな知識は持ち合わせませんが、気になる点でございます。
以上でございます。