三谷秀史の発言 (情報監視審査会)

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○三谷参考人 まず、私の話の中で、客体の性格というものに着目されてはいかがかという点でございますが、既に春名参考人も一部触れられております。
 これはまさに先生の御指摘のとおり、例えば暗号そのものを当審査会で調査ないし審査していただく必要もないし、また、まことに申しわけございませんが、その細部を技術的にチェックする、あるいはその中に何か隠されているというようなことはないと思います。したがって、これはまさに春名参考人の御指摘のとおり、暗号であるというその事実をもって特定秘密である、イコールであるということでよろしいかと思います。
 兵器に関する情報でも、かなりな部分は言えると思います。あえて申し上げますが、今回いただいた特定秘密指定管理簿つづりの中で、一部兵器に関しては、ちょっと出し過ぎじゃないのというものを正直感じました。さらに申し上げれば、この秘密指定管理簿を、我が国に対して悪意を持つ国の情報機関のボスが見れば、宝の山だと思います。あ、ここに欲しい情報があるんだ、こういう情報があるんだということを、かなりな部分割り出すことができると思います。そういう意味では宝の山でございます。
 しかし一方で、繰り返し両参考人から御指摘がありますとおり、国民に対して一定の公開はなすべきであります。結局、そこのバランスの問題になっていこうかと思います。
 そこで、先生に対するお答えですが、やはり各情報、項目、あえて項目ごとに真剣な議論を担当行政機関としていただく。そのことによって一定のカテゴリーが生まれてくる。今の暗号のように、簡単に結論の出る問題じゃないと思います。
 また、先生方からは、ヒューミントに関してはかなりな御理解を頂戴していると思います。問題は、まさに政策決定過程あるいは外交交渉の過程ではないかと私感じております。これは、正直申し上げて、信頼に基づいた慣習法を目指していただくしかないんじゃないか。そこにこうだからこうだという結論は、私は安易に求めるべきでもないと思います。
 特に、安全保障会議における議論ということは、文字どおり森羅万象にわたるはずでございます。地域も、時系列も、いろいろなことが議論されてしかるべきだと思います。それを一定の基準に当てはめて、こうなる場合は公開すべしということにはならないのではないだろうかと、今とっさに感じております。
 長くなりました。以上でございます。

発言情報

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発言者: 三谷秀史

speaker_id: 13708

日付: 2017-05-15

院: 衆議院

会議名: 情報監視審査会