三谷秀史の発言 (情報監視審査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○三谷参考人 情報保全ということを、一定の国民あるいは一定の政府に関して、その成長の過程というのは三段階だと思います。英語で恐縮ですが、シークレシーアウェアネス、要するに、秘密というものが存在するんだ、ある程度必要なんだという段階。それから、シークレシーリテラシー、それがきちっと運用されているということは理解するんだ。最後に、シークレシーマネジメント、その運用をしっかりコントロールし、よりよいものにしていく。その三段階だと思います。
まことに残念ながら、戦後しばらくの間、日本という国は、シークレシーアウェアネスさえなかった。保全の必要がなかった、そういう時代が随分続いたんだと思います。例えば、今の官邸こそ保全に随分意を尽くしていますが、旧官邸、玄関まで国民誰でも行けたんじゃなかったでしょうか。外務省の食堂、誰でも御飯を食べていたんじゃなかったでしょうか。そういう時代が現にあったわけです。それではならぬということで、ある程度のことはしよう、それがリテラシーの時代、その時代に入った。
いよいよ今、シークレシーマネジメント、保全というものをいかにきちんとやり、かつその弊害をなくし、かつ情報公開、国民の知る権利とのバランスをいかにきれいにとっていくか、そういう最終段階に今入ってきたんだというふうに思います。
私は、心から、当審査会がここ二年真剣に議論されてきたことに敬意を表しますとともに、今後さらにくれぐれもよろしくお願いしますと申し上げて、発言を終わりたいと思います。
ありがとうございます。