山本幸三の発言 (地方創生に関する特別委員会)
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○山本(幸)国務大臣 委員御指摘のとおり、RESASの活用は大変重要だと思っております。
私も地方に参りまして、地方創生とは地域の平均所得を上げることだ、そしてそのために一番大事なことは地域の自助の精神だと申し上げておりますが、ただ、それだけではなかなかスタートできないわけでありまして、それをスタートする第一歩として、RESASの活用が非常に大事だということを強調しているわけであります。
まさに、確かな根拠に基づく政策立案、EBPM、エビデンス・ベースド・ポリシー・メーキング、これが重要だということでありまして、従来はKKOといいますか、勘と経験と思い込みでやっている向きがあったわけでありますが、それでは本物の政策にならないということで、このEBPMの考え方を取り入れる必要がある。
そのためには、この地域経済分析システム、RESASを使って、データに基づいて、各地域が自分のところの実態はどういうことかということをまず分析することがスタートになると思います。そのRESASを分析した上で、どういうところで自分の地域は稼いでいるのか、あるいはどういうところで支払いを他の地域にしているのか、そういうことを分析して、強みを伸ばす、そして弱みを補う、そういう取り組みを考えることがスタートだということでお願いをしているところであります。
また、RESASを見ますと周辺の地域の状況もわかりますので、周辺の地域ではないようなことを新しい取り組みとしてやるということも一つの稼ぎにつながることではないかということを申し上げております。
RESASにつきましては、御指摘のように、搭載するデータの種類を当初の二十五から八十一に増加させるなどデータの充実を図るとともに、インターネットエクスプローラーなどでも利用できるようにする改修やオンライン講座の提供など、RESASの利便性の向上にも取り組んでおります。
こうした取り組みの結果、昨年度下半期六カ月の総閲覧数は一年前の約二・四倍、具体的には約四百八十六万件となっておりまして、RESASの利用は着実に増加していると認識しております。
しかしながら、まだ全国各地域におけるRESASの活用にはばらつきがありまして、RESASの普及促進にもしっかりと取り組んでいくことが重要だと考えております。
例えば、データの活用については自治体トップの認識が非常に重要であるということから、本年一月には、市町村長を対象としたトップセミナーを、全国三カ所、東京、大阪、福岡で開催し、RESAS活用の重要性について、私みずから直接説明をいたしました。
また、RESASを用いた政策アイデアコンテストや、一般の方々にもRESASについて学んでいただくためのRESASフォーラムなども開催しており、これらのイベントにも私自身も参加し、RESASを活用した地方創生の取り組みを後押ししているところであります。
最近では、大学生や高校生がこのRESASを活用して地域の課題解決に取り組んでいるという事例も出ておりますし、そういうことをしっかりと応援していきたいと思っております。
今後とも、地域におけるRESASの活用を通じてEBPMの考え方に基づいた地方創生の動きが広がるよう、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。