阿部秀保の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○阿部参考人 まず、東日本大震災の視察に見えられるとき、簡単に、気をつけなくてはいけないことは何ですかという御質問をよくいただきます。
簡単にということになりますと、今の件も含むんですけれども、一つは、まず逃げること、避難することですよね。二つ目は、忘れないこと、要するに風化させないということ。三つ目が、今先生触れられておりますけれども、歴史は繰り返された、要するに災害は繰り返されたということ、貞観だったり、明治三陸だったり、そういったことをしっかりと教育、これからの教育というのは学校や教育委員会だけではなくて、社会が、町がしっかり取り組むことだというふうに私は思っております。学校ですと、どうしても授業時数の関係とか、そういうところが出ますので、学校を挙げて、学校の先生の、その課程の中で、そういった命を守ることについて触れることはできるのかなと。
行政としては、やはり、慰霊祭。私は御質問を受けたことがあります、慰霊祭、いつまでやってくれるんですかと。百カ日、そして、六年ですから七回、今までやっております。
私は、何回目かの慰霊祭に、主催して、これも風化させない一つの取り組みだよなというふうに自分の心の中で折り合いをつけさせていただきました。ことしで戦後七十二年、東松島市では、太平洋戦争で大体九百五十人ぐらいお亡くなりになって、毎年今やられています。それと同じように、慰霊祭とか石碑とか、当然伝承館も、被災地でありますので、国からの、復興庁からの後押しもありまして、今、月三千人くらいですか、見えられていますので、まだ全て完成ではないんですけれども、町を挙げて取り組んでいきたいと思っています。
それで、最後に申し上げたいことは、先生、今触れていただきましたけれども、この東日本大震災をしっかりと私たちを含めて検証して、そして改善して、今後の防災、減災に備える。これは、例を挙げれば、心配されている南海トラフとかそういったことがありますので、最近では、去年、熊本地震がありますけれども、そういったことで生かしていただければというふうに願っているところでございます。
以上でございます。