熊坂義裕の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○熊坂参考人 東日本大震災のとき、私は自分の医院で診療をしておりましたけれども、私の医院にかかっている方が百三十人亡くなられました。それから六年二カ月、その家族の方に寄り添ってきたわけでございますけれども、診療とあわせて、よりそいホットラインをつくらせていただきました。
先ほど委員から可視化するというお話をいただきまして、大変ありがたい御提案だと思っております。やはり、実像を可視化していくことが次の対策につながっていくというふうに思うんですね。皆さんのところにお配りいたしました報告書の百八十六ページから広域避難の方々の相談が載っておりますけれども、なかなかこういった実情をわかっていただけないという状況がありますので、可視化して、それに対策をしていくということが大事なのではないかなというふうに思っております。
当初は八番の広域避難のラインは設けていなかったんですけれども、余りに福島から避難していかれた方の相談が多いということで八番の広域避難の専門ラインをつくったわけですけれども、実はこの八番には阪神大震災とか新潟中越地震の被災者からも電話をいただきます。それだけ時間がかかるということですね。ハードの復興はおかげさまでかなり進んでおりますけれども、心の復興はこれからということですね。
いじめの問題とかいろいろな問題が出てきておりますので、そこに光を当てて可視化して、可視化すると国民全体の共通認識ということになりますので、その上で対策を進めていくことが必要だというふうに思っております。よろしくお願いいたします。