佐藤茂樹の発言 (内閣委員会)

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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。
 きょうから内閣委員会も大臣所信に対する質疑、約十時間、始まりまして、きょうは野党の皆さんがほとんどの中で、早い段階で与党の一人として質問の機会をいただきましたことにまず感謝を申し上げたいと思います。
 私は、きょう官房長官に来ていただきましたので、まずは、一昨日、三月六日の北朝鮮による弾道ミサイル発射につきまして、政府の見解を何点かお伺いしたいと思うわけでございます。
 三月六日午前中でございますけれども、七時三十四分ごろ、北朝鮮の東倉里付近から日本海に向けて四発の弾道ミサイルをほぼ同時に北朝鮮が発射いたしまして、いずれも約千キロ東方向に飛行して、秋田県男鹿半島から約三百から三百五十キロ沖の日本海上に着弾した。特に大事なのは、この三発が日本海上の我が国の排他的経済水域内に落下したものと推定される、そのように政府も発表されております。
 北朝鮮による弾道ミサイルというのは、ことし、日米首脳会談直後の二月十二日以来で、北朝鮮が発射したミサイルの弾頭部分が日本のEEZ内に落下したのは、昨年の九月以来で三回目でございます。
 やはり、こういう北朝鮮の暴挙というのは我が国の安全保障への脅威でありまして、累次の国連安保理決議に対する明白な違反でもございます。断じて容認することはできません。
 また、事前通報もなしに発射するということは、漁船などに被害が出かねない極めて危険な挑発であると断固抗議をしたいと思うわけでございますが、政府は、三月六日当日、直ちに北京の大使館ルートを通じて厳重な抗議を行うとともに、最も強い表現で非難をされました。そして、菅官房長官も緊急に記者会見をされまして、国連安保理決議への明白な違反だ、たび重なる挑発行為を断じて容認できないと語られ、さらに、北朝鮮に対する制裁強化について、国連としてさらなる厳しい対応をとるのは当然の方向だと、制裁強化の必要性に言及されました。
 私も、昨年一年間見たときにも、北朝鮮は二十発以上の弾道ミサイルを発射いたしまして、四回目、五回目の核実験を実施したわけでございます。たび重なる安保理決議と制裁が科せられているにもかかわらず、しかしながら、全くそのような決議を無視する形で挑発行動を続けているのが北朝鮮でございます。
 二月十二日の発射に際しては、二月十四日に安保理で緊急会合が開かれまして、北朝鮮を強く非難するとともに、北朝鮮がさらなる安保理決議違反を控え、決議の義務を完全に履行すべきことを再確認するプレスステートメントを出したわけでございますが、国連安保理では、今回、やはり、このとき以上のメッセージが発出されるように、私は日本政府としても働きかけるべきだ、そのように考えます。
 今まで、今回の件でも何度か国家安全保障会議の四大臣会合も行われて、情報を共有され、対応策も検討されていると思うんですけれども、改めて、今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する政府の見解を伺い、特に、最初の会見のときに官房長官がおっしゃっておりましたが、新たな国連安保理決議も含め、制裁強化の必要性について、菅官房長官の御所見を最初にお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐藤茂樹

speaker_id: 30698

日付: 2017-03-08

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会