泉健太の発言 (内閣委員会)

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○泉委員 そうなんです。今お話のあったサミットやさまざまな接遇ということで、総理の公務の補助を行うという意味での夫人の存在があるということは確認できました。
 やはり、そこで思うのは、今、例えば、もちろん首相公邸は使っていただいているということもあるでしょうし、今問題になっている、政府の職員を置くという話もあるかもしれない。
 この政府の職員を置くということは、私のイメージからすれば、政府の職員が、首相夫人側、私人である首相夫人側とやりとりをするための担当者として、政府に置くということはまだ理解できるんです。これは、例えば、私が政務官であったときもそうでした。私が政務官としての活動以外のときには、政府から派遣されている秘書官は同行しないわけですね。でも、役所には勤務しておりますし、その秘書官から連絡をうちの秘書に、私設秘書、事務所秘書にもらうことはあるわけです。これはよくわかる。
 ただ、今回問題になっているのは、総理の夫人、私人である総理の夫人に政府の職員が同行しているということが明らかになっているから、私は問題視をしているわけですね。
 冒頭お話をしましたように、SPはついてもよいのではないかと私は思っております。これは、重要人物、国家としての、定義上は公人ではないかもしれない、いわゆる公務として雇われてはいないから、公人ではないかもしれないけれども、公的重要人物として、それはお守りをされていいのではないかと思っていますから、SPはついてもいいんじゃないか。
 しかし、政府の職員ということで、その首相の夫人にまつわるさまざまな事務のサポートのために旅費が発生したり、出張が伴ったりするというところまでの行為を行ってよいのかどうかということを官房長官はぜひ考えていただきたいんです。
 これは、先ほど私がお話をしたように、自分が政務官のときも、恐らく今の自民党の政権でも、やはりそこは一定の線引きがあると思うんですよ。松本先生が政務三役だったときも、やはり何でも秘書官がついてきていいということにはならなかったはずだと思いますよ。(発言する者あり)そうですね。
 そこで、私人である、幾ら総理夫人であっても、政府の職員がそこに何人でも同行できる、今はもしかしたら、実質、その都度その都度の同行者は一人かもしれないけれども、これは基準も何もないですね、今。何にも基準がないんじゃないかと思うんです。人数についての考え方や線引き、そういうものの基準がない中で、事実上、あの森友学園に行った際に、なぜか政府の職員が同行している。
 これは、過去の答弁では、例えば今週も幾つかの委員会でありました。答弁では、日程調整に必要だからというんです。官房長官、でも本当にそうでしょうかね。
 日程調整をするのに、今の時代、対面でやらなければならない理由はないですね。政府の職員が、もちろん首相夫人の日程をさまざま聞かなければならないとすれば、それは政府の中で勤務をしながら、首相の夫人と同行している安倍事務所のスタッフか、あるいは夫人がつけたスタッフと連絡をとり合うというのが、これは公と私の区別じゃないかというふうに私は思うわけです。恐らく、政務三役を経験された皆さんであれば、みんなそういう線引きでここまでやってきているんだというふうに思うんです。
 その政務三役の線引きも今回は関係ない、総理夫人だから同行させるんだということになると、これは、出張費やあるいは宿泊費、旅費含めて、私的な活動、もしかしたら私的な活動だって、これは線引きがいまいちないわけですから、およそ総理の公務の補助とは思えないような私的な領域にまで政府の職員が同行するということになってしまう。
 私は、これはぜひ改めなければならないのではないか、むしろこれは、今勤めている政府の職員にも迷惑をかける行為ではないかというふうに思うので、きょう指摘をさせていただきたいと思いました。
 官房長官、このことについていかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 泉健太

speaker_id: 34622

日付: 2017-03-10

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会